昨日はとても寒い日でしたが、今年最後となった短歌会を開催しました。体調不良と怪我で欠席者が二名あり、寄せられた歌も少なかったので、添削教室の前に、源実朝の「金槐集」を取り上げました。あと少しで大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も終わりますので、このテーマとしました。30年前に買った文庫本の「金槐集」を久しぶりに開き読みました。
気になるのは、公暁の読み方。昔学校で習ったときは、実朝を暗殺したのは甥の公暁、つまり「くぎょう」でしたが、今のドラマを見ていますと、「こうぎょう」と発音しています。NHKはどの番組を見てもそうですが、民放では「くぎょう」です。一体どちらが正しいのでしょう。それともどちらでもよいのでしょうか。
古文書には基本的にはルビをしていないので、正しいといえるものはないのでしょうか。
教材を作り配布しましたが、皆さん一様に驚かれていたのは、鴨長明と実朝との交流があり、同時代であったことでした。以前糺の森の下賀茂神社の境内にあった鴨長明の小さな庵を思い出しました。
今月の一首
対スペイン後半戦の三分に堂安選手が「どうだ」と入れる Mさん
教材
公暁につきましては、別のサイトで学ぶことができました。
公暁と命名されるとき、参考にした僧侶の名前が
「こう」と読まれたことからでした。
研究が進むと明らかにされるようです。
はい、サッカーのことをうまく詠まれました。
「公暁」ネットで見ましたら「こうぎょう」と読んでおりました。改めて学びました。
今月のM様のお歌、素敵に詠まれましたね。