つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ワンゲル部同窓会 2

2019-09-01 | 学校

 学生時代いろんなサークルに首をつっこんでおりまして、そのうちの一つがワンゲル。その同窓会に8年ぶりに参加しました。全体のOB会なのでかなり年の差があります。平均は概ね息子の年代です。一人ずつ近況報告。その中でびっくりしたことがあります。

 令和になった今年5月、60歳の工学部卒のNさんは、焼岳近くで念願のグライダーに乗れたのはよいのですが、なんと不時着。8000フィートから高度がどんどん下がってゆき墜落。機長と彼は、幸運なことにブッシュにゆっくりと着陸し、無傷。昼頃墜落し、これを探すヘリに必死で合図をしても通じず、一夜をブッシュで明かしました。高度があるので気温はマイナス一度。湿ったままでは命が危ないので、服を替え、寝ると凍死するので夜明かししました。グライダーの窓を外し、木片で囲み、休む場所を確保。この知恵はワンゲル部にいたので知っておられたのです。二人は時には歌を歌いながら長い時間をすごされたようです。

 朝になり、必死でまた合図しているとジェット機の音がして、やがて自衛隊の救助ヘリが近づき、無事救出。九死に一生を得て、自衛隊小松基地にお礼に行かれたそうです。このことは、ヤフーニュースでも報道されたようです。奥様と子供さんの心配はいかばかりだったでしょうか。

 20も年下の人に知り合いがあるはずはないと思っていると、教育学部卒の笠松小教員Hさんは、私を知っていると言われます。よくよく見れば岐南西小で教育委員をしていた人。16年前短歌教室を始めたときお世話になったことを思い出しました。奇遇でした。岐南と笠松は2町教育委員会で繋がっているのです。こんなところで再会するとは思わなかったです。

 

柳バスで柳ヶ瀬まで

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする