つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

奈良だより 148

2018-02-21 | 国内旅行

  奈良の前田様から、今度は、「だだおし」という長谷寺の鬼追いの儀式の様子が送られて来ました。長谷寺は、35年くらい前、ボタンが満開のころに行きましたが、虚子の句碑には気付かなかったです。以下はメール

  『長谷寺は奈良県桜井市にある、真言宗豊山派(ふざんは)の総本山です。宝の銅板法華説相図(国宝)に刻まれた銘文によれば、朱鳥元年(686)に創建されたようです。度重なる火災で中世の堂宇はことごとく焼失しましたが、徳川家光の寄進によって慶安三年(1650)に再建された舞台造の本堂(国宝)ほ東大寺大仏殿に迫る規模をもち、仁王門から本堂に至る全長200mの登廊は、梁に吊るされた球形の風雅な釣灯篭と、登廊の両側に植栽された牡丹の花とともに長谷寺の顔となっています。
 本堂本尊の木造十一面観音立像は天文七年(1538)の作で重要文化財に指定されています。左手に水瓶、右手に錫杖をもち、観音菩薩と地蔵菩薩の両徳を兼ねた独特の姿をしています。西国三十三ヶ所第8番札所です。(奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブックから引用。)登廊の両脇には、藁で編んだ傘の下で、寒牡丹がきれいに咲いていました。「だだおし」は修二会の最終日に行われる鬼追いの儀式です。100キロを超える松明をもった、赤・青・緑の三匹の鬼が本堂周囲の回廊を暴れまわる火祭りですが、松明の炎が国宝の本堂を焦がさないかと、はらはらさせられます。』

 

虚子の句碑                                         登廊

 

寒牡丹                                寒牡丹

 

寒牡丹                                         法要のため登廊をあがって来る僧侶

 

赤鬼                                 緑鬼

 

青鬼                                  松明

松明

 

 

コメント (2)
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