つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

タクラマカン砂漠だより

2016-11-14 | 海外旅行

 高校の先輩歌人でいつも歌誌・「あけび」を贈って下さる墨さんから、タクラマカン砂漠だよりが届きました。以下はメール。 

 「月末にタクラマカン砂漠から帰ってきました。想像以上に厳しい旅でした,覚悟はしていましたがトイレ事情はひどいもの、ホテルを出れば青空トイレが当たり前の世界でした。上海、烏魯木斉(うるむち)と飛行機を乗り継ぎ庫車(クシャ・天山南路の宿駅)につくまで二日がかりでした。クシャから阿羅爾(アラル)に西行し、そこから450キロタクラマカン砂漠を横断し和田(ホータン)、さらに西行490キロで砂漠の西端のカシュガルから往復400キロして海抜3600メートルにある高山カラクリというハードな行程でした。


写真1 クチャ郊外のキジル千仏洞(鳩摩羅什が仏典漢訳したと伝えられる仏教遺跡)
    「あまた見ゆ岩屋のいずれ鳩摩羅什思索の時を過ごしたるかや」
写真2 「水も無き砂漠の真中に生き物が小さきトカゲは小指にみたず」
写真3 「直線の道つづきたり二百キロ余タクラマカンを東西に分け」
    「日に焼かれ風にもまれて幾万年タクラマカンの砂の海ゆく」

写真1

 

写真2

 

写真3

 

 

コメント (4)
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