つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

緊迫する中東情勢

2006-06-15 | 社会
 岐阜では、2004/7/18に続いて2度目ですが、放送大学高橋和夫助教授による「緊迫する中東情勢」というタイトルの講演がありました。
 前回はイラク中心でしたが、今回はパレスチナ問題も加え、複雑な中東の状況はとても2時間では語り尽くせないもどかしさも先生には、あったようです。
 先生は初めにパレスチナの国旗を演台に垂らして見せて下さり、多分日本ではあまり実物はないかも・・・と言われていました。
 まず、ガザ地区からなぜ超タカ派のシャロン首相が撤回を決めたのかということからですが、これも人種、宗教が複雑にからみあい、一言では説明がつきません。
 ガザはエジプト綿を輸出した所で「ガーゼ」の語源になっているそうです。
 
 イラクも石油の利権、人種、宗教もからみ、複雑な様相です。3つに分断したらという考えもあるようですが、重要な位置を占めるイランが反対します。3つとは、クルド人、スンニ派のアラブ人、シーア派のアラブ人です。
 イランは最初の石油産出国であり、世界最初のタンカーは「ゾロアスター」と言って、これは拝火教のゾロアスター教に由来します。油田の近くに宮殿を建て、火を祀っていました。今はウラン濃縮をする危険な国になり、経済制裁を与えようとすると中国やソ連と結託し、目を離せません。

 日本はワールドカップでオーストラリアに逆転負けしてよかったという説もあったり・・・なぜなら、サマーワの日本の自衛隊は豪州兵に安全を守られているから・・・
 
コメント (2)
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