昨日は「海坊主1号」で釣りに行ってきたでござる。この日,長崎はあいにくの曇り,しかも風が強かったでござる。
9時頃,Hi殿が到着。早速「海坊主1号」の組み立てに入るでござる。
車のシガーソケットから電源をとって,「海坊主1号」を膨らませに入る。順番が決まっているらしく,Hi殿はてきぱきと作業を進めていくでござる。最初は半分くらい空気を入れて,板を載せたり何だりして,それから一杯まで膨らませる。機械は圧力を設定すればそれ通りにやってくれる。この世界では常識なんでござろうが,あちきにしては見るものがすべてしんせんでござった。
「バルブが甘いんだよな・・・」とHi殿は仰っていらしたが,あちきにはとても上等に見えるでござる。
初めて見た「碇」。上の方は釣り糸で固定してあり,ぐいっと引っ張れば,それが切れて,岩場から碇がはずれる仕組みらしい。
膨らませるとこんなかんじでござる。
船外機を取り付けて,装備品を載せるとこんな感じ。クーラーを載せる台や,椅子などはHi殿の手作りでござる。その他にも,船を入れるボックスや,船外機を車から降ろす道具などすべて手作りでござる。これはなかなかのモデラーかも・・・。
さて,いよいよ出発でござる。蚊焼の港を出発。エンジンは快調でござる。
エンジンは快調でござるが,天候は絶不調。沖に行けば行くほど波が高くなり,仕舞いにはうねってきたでござる。これでは目的地までは行けないでござる。急遽,近場に変更でござる。向こうに見えるのが香焼の長崎造船所でござるかね。
最初のポイント。ここはでは鯛を釣るのが目的。あちきは素人でござから,仕掛けは何だか分からないので報告することができないでござる。三つの大きめの針に小エビをぶら下げて,30号くらいの重りでボトン。そこに着いたら,ちょと巻いて竿を上下させてみる。
すぐにあたりがあるが,小物ばかりでござった。そのうち風が強くなり,あたりも無くなったので,場所をいくつか変えていくでござる。
この辺りの底は砂のようで,エソが掛かってきたでござる。「すり身にするか・・・」。
ここで問題発生。船長のHi殿が船酔いに!この方はあまり魚を食べるのが好きではなく,しかも,このように乗り物に酔ってしまうでござる。とても変わった人でござる。だんだん無口になり,最後には釣ることができなくなって,「下向けないよ・・・」「おいおい」。
免許を持っている人が同乗していれば操船できるらしく,このあとあちきが操船することに,結構難しいのでござる。
Hi殿の船酔い指数が70パーセントを超えたため,蚊焼に戻ることに。
ちょいと休憩して,後片付け。短い時間でござったが,とても楽しい釣りでござった。大物は釣れず,小物ばかりでござったが,それでもあちきは満足でござるよ。
HI殿,ありがとうでござる。
お家に帰って,早速魚をさばく。
アラカブは味噌汁に。いい出汁がとれたでござる。結構釣れていたでござるな。
ベラはお煮付けに,あっさりとして美味しかったでござる。これも結構な数が釣れていたでござる(写真は家族に出した状態のなので上下が逆さでござる)。
あちきが釣った二匹の鯛はどれも小さかったでござるが,塩焼きにしたら美味しかったそうでござる(食欲旺盛の我が隊員がこの日釣れた魚をすべて食べてしまったでござる。あちきはほとんど食べていない・・・)。ちなみにこのお皿はあちきが焼いたモノでござる。
楽しい釣りでござった。バイクに船に釣りに写真に料理。楽しみがいっぱい詰まっていたでござる。Hi殿,また連れて行ってね。次は船酔いしないように・・・。
こんにちは。Mana-F とよです。
「海坊主1号」かっこいいですね!!ウチも琵琶湖の近くに住んでいるので、免許を取得してこんなボートが欲しいです。
“笑い男”笑えます。電脳ハックされてしまいました。(笑)(2007.04.22 12:49:04)
Re:天気残念でしたね。(04/22) |
Tsuki |
こんばんは,toYoさん
「海坊主1号」はなかなか楽しいボートですよ。最初は沈むんじゃないかって心配しましたけど,箱物のボートよりは転覆の危険性が低いとか・・・。本当かな(まだ信用していないかも)。
たためばコンパクトだし,軽いし。でも6年くらいでガタがくるとか。
今度,「海坊主1号」の模型を作ってみようかな。
(2007.04.22 21:00:57)