Tsuki軍団の野望

模型・廃墟・本・毎日のちょっとしたくだらない出来事を紹介するでござる。

ナチスの発明

2009-02-23 21:07:56 | 本・漫画・雑誌

昨日は,早朝4時まで呑んでいた後遺症で,
布団から起き上がることができなかったでござる。

当然と云えば,当然。
吐き気があるわけでもなく,至って元気。
食欲も旺盛。
しかし,眠いのとの,頭痛に悩まされた。

こう云うときは,仕事!
否!読書でござる。

ナチスの発明

「ナチスの発明」(彩図社)でござる。

北京オリンピックでは,チベット問題なども影響して,
聖火リレーが注目の的となった。
その際,聖火リレーは,ナチスドイツが行ったモノで・・・云々。

初めて知ったのはあちきだけではなかったはずでござる。

ロケットやジェット機,様々な機械は実はナチスがいち早く開発をしていた。
と,云うのがこの本でござる。

第一章 世界を変えたナチスの発明
第二章 ナチスがめざしたユートピア
第三章 だれがナチスを作ったのか?
第四章 夢の残骸

と云う章立てでござる。
発明品に関しては,第一章で紹介しきったと云うことになるのでござるが,
その他の章もかなり興味深い。

実は,モノに関しては,様々な書物で触れることも多く,我々もある程度の知識をもっている。

しかし,税金問題,福祉,医学,教育など,国家の礎となる分野での発明は,
あまり知られてはいないのではないだろうか。
実にその辺が面白かったのでござる。

これまでも,その他の本でいくつか紹介された制度やシステムでござるが,
それが,ナチスの「プロパガンダ」であるとくくられると,
どうもその良さがぼやけてしまうのである。

しかし,

この本のように,発明そのものを単刀直入に語られると,
その制度やシステムの良さに素直に関心してしまう。

勿論,ナチスの行った様々な「悪」は認めることは断じてできない。
しかし,現に活用し,自分もその生活のなかに十二分に取り入れていることについては,
認めざるを得ないのである。

この素晴らしき知恵を,多くの人種,民族のために生かすような
大きな世界の流れがそこにあったらと残念に思うのでござる。

それは,ドイツだけでなく,世界の国々にも責任があるように思えるのでござる。


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