昨日は,早朝4時まで呑んでいた後遺症で,
布団から起き上がることができなかったでござる。
当然と云えば,当然。
吐き気があるわけでもなく,至って元気。
食欲も旺盛。
しかし,眠いのとの,頭痛に悩まされた。
こう云うときは,仕事!
否!読書でござる。
「ナチスの発明」(彩図社)でござる。
北京オリンピックでは,チベット問題なども影響して,
聖火リレーが注目の的となった。
その際,聖火リレーは,ナチスドイツが行ったモノで・・・云々。
初めて知ったのはあちきだけではなかったはずでござる。
ロケットやジェット機,様々な機械は実はナチスがいち早く開発をしていた。
と,云うのがこの本でござる。
第一章 世界を変えたナチスの発明
第二章 ナチスがめざしたユートピア
第三章 だれがナチスを作ったのか?
第四章 夢の残骸
と云う章立てでござる。
発明品に関しては,第一章で紹介しきったと云うことになるのでござるが,
その他の章もかなり興味深い。
実は,モノに関しては,様々な書物で触れることも多く,我々もある程度の知識をもっている。
しかし,税金問題,福祉,医学,教育など,国家の礎となる分野での発明は,
あまり知られてはいないのではないだろうか。
実にその辺が面白かったのでござる。
これまでも,その他の本でいくつか紹介された制度やシステムでござるが,
それが,ナチスの「プロパガンダ」であるとくくられると,
どうもその良さがぼやけてしまうのである。
しかし,
この本のように,発明そのものを単刀直入に語られると,
その制度やシステムの良さに素直に関心してしまう。
勿論,ナチスの行った様々な「悪」は認めることは断じてできない。
しかし,現に活用し,自分もその生活のなかに十二分に取り入れていることについては,
認めざるを得ないのである。
この素晴らしき知恵を,多くの人種,民族のために生かすような
大きな世界の流れがそこにあったらと残念に思うのでござる。
それは,ドイツだけでなく,世界の国々にも責任があるように思えるのでござる。
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