安彦氏の世界にどっぷり浸かりたいあちきが,
次に購入したモノが,「ジャンヌ」でござる。
これは,ジャンヌ・ダルクの伝記的コミックではない。
ジャンヌが火刑に処せられて亡くなって10年,
主人公となる少女が立ち上がる。
彼女は幼い頃からある理由で男としてひっそりと振る舞ってきたのだが,
王太子派らの反乱に対し,国王派として活躍する。
様々な苦難と,運。
活躍する彼女,名前はエミールはまさにジャンヌを彷彿とさせる。
もうね,最高なのよ。
絵の綺麗さと,それら全てがカラーで描かれている。
いや,もうそれだけではない魅力が詰まっている。
価格は,2,400円と安くはないが,
これは,そうね,保存版でござるよ。
実際のジャンヌ・ダルクの活躍と,
彼女が捕らえられてからの酷たらしい仕打ち,
女性としての誇りを踏みにじられる毎日。
そうして,処刑。
殺された後もその死体をもてあそぶような行為。
それらを知って読むと,
とても心に響いてくる作品なのでござる。
ここから更に,KOEIのゲーム,「BLADSTRM」に
ハマッてしまうのでござる。
ぶ~。