あちき,映画は嫌いではないのでござるが,
隊員の小さいし,なかなか劇場に足を運ぶことができない。
レンタルビデオ屋さんに行っても,どれが面白いのか,
どれが自分の好みに合うのか全く分からない。
大抵は,主人公の服装とか,年代とか,そんなモノで決めたりする・・・。
クルマなんかも選択する際の基準。
レンタルで,しかも1週間レンタルできるものを選ぶので,
かなり古いモノを選ぶわけで,
友人との映画の話にもついて行けないのも当然のこと。
今日は,Shutter Island(2010 米)を観た。
シャッターアイランドは精神疾患のある犯罪者を隔離収容する孤島の刑務所。
ここで1人の女性が,謎のメッセージを残して跡形もなく消えた。
連邦保安官,テディ・ダニエルズ(レオナルド・デカプリオ)は事件を捜査するために
新しい相棒チャック(マーク・ラファロ)ととも島にやってくるが,
テディがこの島に来たのには他にも理由があった…。
以上は引用でござるが,
テディは,様々なトラウマを抱えていて,
精神的には安定していると思えない状態。
まあ,そんなことは誰にでも多少はあるかもしれないが,
それが,物語の中で重要な位ポジションを持つことになる。
昔の,ヒッチコック映画でもあったのでござるが,
何が本当なのか,何が虚像,妄想,幻想なのかが分からなくなる映画があるが,
この映画では,そもそも何が真実だったのか,
分からないままに終わって仕舞う。
もやもやとして,いささか消化不良,
まあ,あちきの場合,極度の食べ過ぎは日常茶飯事なので,
消化不良も結構。
重苦しい天気と,廃墟,またそれに準ずる建物は,
廃墟マニアのあちきには,
興味深いところであった。