先日は,出張。
1日がかりの大研修でござる。
職場の代表として,
全力で取り組む!
さて,その内容とは・・・。
「篆刻」でござる。
篆刻と云うのは,印章を創ることで,
起源は,中国の古い時代にさかのぼる。
これは,篆書を印文に彫るので,篆刻と云うのでござるが,
ま,その書体にこだわる必要はない。
金属に印章を創っていた頃は,
細工が難しいので,
一部の人が創るといった感じでござったが,
柔らかい石に彫り込むことが広がると,
多くの人がこれに関わることができるようになり,
その芸術性が高まってくるわけでござるよ。
まずは,上の資料を見ながら,
自分の姓名を篆書で表す。
そうして,それをトレッシングペーパーに写し,
カーボン紙等を使って,石に写す。
そのとき,彫り込む石の表面は綺麗に整えておく。
左が石を固定する印床,右は,篆刻刀。
どちらも色々な種類があり,こだわればこだわるだけ
価格は高くなる。
これは,安いヤツね。あちきにはこれで十分。
これを使って彫り込んでいく。
大きいのと小さいの,これを1日かけてつくる。
これが結構,面白い。
石はそんなに固くないので,軽々と彫れる。
だから,シャープペンの先に当たっても,
傷が入るので注意でござるよ。
ある程度彫ったら,印泥につけて,押印。
また手直しを行う。
字と字のバランス,淵の部分のバランス。
線の太さに統一感をもたせたりと,確認することは多い。
無心でやれるのがいいね。
最後に,真新しいのはどうかな・・・と云う人は,
わざと欠けさせると云う「撃辺」を行ったり,
石の周りに彫刻したりする。
今回,白文と朱文の2種類を創ったでござるが,
これが,姓名がバレるので,残念ながら紹介できない。
ま,こんな感じのができる。
あ,これは石を磨いだ跡,
肉球みたい。
ああ,楽しかったでござるよ。
最近リニューアルしたあちきのHPでござる。
コミュニティ「ジオラマ写真倶楽部」を立ち上げました。
詳しくは,写真をクリック!
コミュニティ「ゆるゆる模型軍団」を立ち上げました。
詳しくは,みじぇっとをクリック!