花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

花咲爺さんは 何故この旋盤を選んだのか?

2013年05月27日 21時05分43秒 | 工作機械
卓上旋盤を購入しようと決めた後、数ある機種の中から、これぞと思う物を絞りこみ、数社に問い合わせをしましたが、全て在庫切れでした。またネット上では価格を明示していない工作機メーカー数社の見積りも取りましたが、目が飛び出るほど高い物でした。そこで一時は再度入荷するかもしれないと教えられた7月中旬から8月まで待つ決意をしました。

ところが1週間程前、ヤクオクに普段は出てない出品物をたまたま発見しました。芯間距離350mm、ベット上の振り180mm、モーター550W、100mmの三つ爪チャックetc、 私の求めていた仕様をほぼ満足しています。加えて「届いたその日から使えるように」と、100mmの四つ爪チャックを始めとした付属品がほぼ全て付いていました。100mmの四つ爪チャックだけでも後から買ったら12,000円以上するものです。

ただそれだけでは決定打ではありませんでした。最終的に 『 これだ! 』 と決める事になったのは出品者の説明文でした。まずこの機械は中国製だと断った上でその精度やパワー、そして保障に至るまで、自分の所で使っている状況を基に詳しく説明されていました。中でも一番感動したのは「中国製」だとはっきり言明されているところでした。今まで数多くの工作機械メーカーや、ネットショップを調べましたが、何処も製造国を表に出した所はありませんでした。よってとても誠実さを感じました。
そんなこんなで、23日の深夜に競り落とし、明くる日の10時に振込みをして、25日には手元に届いたのです。

届いた日にはセット内容の確認だけ済ませましたが、昨日が町内会の行事だったものだから、まだ作動確認は出来てはいませんでした。そこで今日はいよいよ試運転です。



ところが試し挽きの材料が有りません。いろいろ探したら車庫にログカー用に3年前に山から切ってきた小枝があることに気付き、取あえずはそれを使う事にしました。



そして同じ試運転をするならと思い、芯押し台には「回転センター」を付け、刃物台も「クイックチェンジ刃物台」に取り替えて見ました。削るのは木片ですが木工用バイトが無い為「金属用のバイト」を使いました。そして恐る恐る手送りでスタートしましたが、最後には「自動送り」も使って挽いてみました。
 


その結果がこの写真です。初めにしては期待以上に良く出来たし、機械も良く期待に応えてくれたと思っています。 
ただ今回は金属では有りませんでしたので、今度は是非金属材料を手に入れて、験し挽きをしてみたいと思っています。