1 月 7 日(水)京都・比叡山延暦寺に対する東京・東叡山寛永寺清水堂に来ました。
寛永 8 年(1631)の建立ですが、元禄 11 年(1698 )、ここにあった林羅山の屋敷が焼けたので不忍池が眺められるこの地に移転しました。(五百沢智也・図解新東京探訪コース・岩波ジュニア新書)
観音堂なので、観音様が祀られています。十一面観音だそうですが、奥のほうにあって小さいのでよくお顔は拝めません。
お堂には絵馬がかけてあり、おびんずる様が鎮座していました。
絵馬の一つには、彰義隊の戦いが描かれていました。
舞台造りの柱についた擬宝珠には、これを造った職人の名が刻まれていました。
幕末の浮世絵師歌川広重が描いた「江戸名所百景“月の松”」は明治初期の台風で消滅し、現在のものは、平成 25 年( 2013 )に足立区の職人さんの手で復元されたものです。(寛永寺HP)
清水堂境内には、有名な秋色桜(しゅうしきざくら)があります。
井戸ばたの桜あぶなし酒の酔
日本橋小網町の菓子屋の娘、13 歳の少女お秋が詠んで評判になった句です。
句碑(昭和15 年)と井戸が作られ、9 代目の秋色桜があります。
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