辻本 宏議員ブログ

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那智勝浦町との二次合併への思いと意見交換会に出席

2008年09月25日 | Weblog
新宮市が市内で夜開いた那智勝浦町との合併に関する市民意見交換会へ出席した。

和歌山県、南地域の将来の明暗を決める新宮市と那智勝浦町との二次合併。
元々前の一次合併から大規模合併の話はあった。
熊野地方のそれぞれの市町村だけでなく地域全体の利益を考え推し進めていかない
と.......
那智勝浦町では7月1日から8日まで6地区で合併の住民説明会を開いた。
私も下里地区であった説明会へ出席。
説明会には各地区計506人が参加して、そこで新宮市との合併検討の必要をアン
ケートで尋ねた結果273人が回答、宇久井で44人中24人、那智64人中31
人、勝浦35人中16人、色川29人中7人、太田48人中20人、下里45人中
18人の人達が「必要である」と答えた。
地区によってややバラツキはあるものの「必要とする」那智勝浦町民の声は多い。

二次合併の法律期限は平成22年3月まで、あと1年と6ヶ月で時間がないとする
意見もあるが、『為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけ
り』一つの目標にして進めないとこの地方に「明かり」は見えてこない。
二次合併によって
◎先々、行政に関わる人員を減らしてコンパクトな役所で効率的な財政運営を行え
る。
人口1人当たりの歳出額は、人口規模の増加ととも減少する、特に5万人近辺で
の経費の節減効果が大きく住民負担の軽減も期待できる。
◎国からの普通地方交付税もそのまま市、町が存続したとして保障される。
法期限までに合併したとして新宮市では6年間、大体3億円、那智勝浦町では5年
間、大体6億円の交付税措置がある。その後5年間は両市、町とも緩やかに減って
いく。
◎地方分権改革による平成23年からの県から市町村への「権限移譲」に備えて体
制を強化しなければならない。
◎今年3月に那智勝浦道路が開通して新宮市と那智勝浦町が近くなった。
◎お互い自然・歴史・文化の地域資源を活かして、新たな地域振興策を展開、地域
がパワーアップする。
◎南地域で人口50,000人の中心市ができる。
元々法律で「市になる要件」は人口5万人以上、平成10年の合併特例法の改正で
4万人さらに12年には3万人に緩められたが、この特例法の期限が切れると5万
人以上の人口がないと市として認められないかも........
人口、新宮市約33,500人と那智勝浦町約18,400人とが合併すると南に
5万人以上の中心市が誕生する。

和歌山県内で一番近い市、 田辺市の人口約85,500人、県内で最も面積も広
い。
南の地理的に不利なところにあって、このままでは田辺市との地域・自治体格差も
ますます拡がるばかり。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010600/gyousei/H18No2/PDF/180401_gappei_map.pdf


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