今日の「 お気に入り 」は 、インターネットのフリー百科事典
「 ウィキペディア 」掲載の記事 「 補色 」ほか 。
今朝は 、知識のおさらい 、温習会 。
「 補色( ほしょく 、英 : complementary color )とは 、
色相環 ( color circle ) で正反対に位置する関係の色
の組合せ 。相補的な色のことでもある 。
概 要
補色の組合せは色の表現法によって異なり 、RGBの場合は
赤 / シアン
マゼンタ / 緑
黄色 / 青
RYB の場合は
赤 / 緑
紫 / 黄色
橙色 / 青
などである 。余色 、対照色 、反対色 ともいう
( ただし 、補色は相対する色を直接に指示する
のに対し 、反対色の指示する範囲はやや広い )。
ある色に別の色を適宜割合で混合して 、光の場
合は 白 、物体の場合は 黒 というように 、彩
度低下を引き起こす色についてもいうが 、並列
した際の視覚的効果の相補性と混合した際の相補
性は異なる 。
性 質
補色同士の色の組み合わせは 、互いの色を引き
立て合う相乗効果があり 、これは『 補色調和 』
といわれる 。
しかし 、純色など 、明度が同じ補色同士を
組合せた場合は 、ハレーションを引き起こして 、
目がチカチカしてしまう 。
残像の消去と現出
病院などの外科手術室では 、内装や手術着を薄
い緑色にすることで 、赤( 血液の色 )の残像
である 緑色 を消去することが可能となる 。
逆の例では 、牛乳パックの白を基調としたパッ
ケージに青色を用いることで 、青の残像である
クリーム色が現出 。「 濃い牛乳 」というイメ
ージを消費者に与えることが可能となる 。 」
「 残像効果( ざんぞうこうか )は 、主に人の視
覚で光を見たとき 、その光が消えた後も 、それ
まで見ていた光や映像が残って見えるような現象
のこと 。発現場所は網膜内と考えるのが一般的
であるが 、脳の側とする見方もある 。フィクシ
ョン作品などにおいては 、分身の術などのよう
に非常に素早い( 主に身体の )動きを表す 、
映像や視覚的表現として用いられることもある 。
『 残像 』という言葉は Fechner, G. T. の
Nachbild の訳語である 。
時間残像
人の目の時間分解能は 約 50ms から 100ms 程度
であり 、この時間よりも短い光の点滅は 、連続
点灯しているように知覚される 。例えば 蛍光灯
の光は インバータ式 を除き 、商用電源周波数が
60Hz の地域の場合は 、1秒間に 120回 点滅して
いるが 、普通は チラツキ を感じない 。
テレビ放送や映画は 、一連の静止画を高速に切り
替え表示( 映画では 1秒間に24枚 、NTSC方式の
テレビ放送では 1秒間に30枚 )することによって
動画の知覚を起こさせている 。現行の方式では 、
一つの静止画から次の静止画への切り替えは上描
きによっておこなわれるが 、CRT( テレビの場合 )
やフィルム( 映画の場合 )が使われていた時代
の技術では 、前の静止画の表示が消えている間に
次の静止画の表示をおこなわなければならなかった 。
それにもかかわらず表示されている画像が点滅して
いるようには見えていなかったのは 、これと同等
の現象によるものである 。ただし 、それがまるで
動いているように見えるのは 、仮現運動とよばれ
る別の現象である 。
補色残像
ある色をしばらく見つめた後、その色を視界から
消去すると 、視覚上にはその補色( 赤であれば
シアン 、緑であれば マゼンタ 、青であれば イ
エロー )が残像として残る 。これを補色残像
( 英 : complementary afterimage )といい 、
これは 元刺激 と 負の方向の残効 が生じる 陰性
残効 ( negative afterimage ) の一種である 。
運動残像
一定方向に運動しているものをしばらく見つめ
た後 、突然その運動を停止すると 、それまでと
反対方向に運動しているかのような印象が残像と
して残る 。これを 運動残像( 英 : movement
afterimage )という 。例えば 、走っている電車
の窓から流れる景色を見たあと電車が止まると 、
駅が前へ動いていくように感じる 。 」
( ついでながらの
筆者註 : 「 RGB( または RGBカラーモデル )とは 、色の
表現法の一種で 、赤 ( Red ) 、緑 ( Green ) 、
青 ( Blue ) の三つの原色を混ぜて幅広い色を再現
する 加法混合 の一種である 。RGB は 三原色 の
頭文字である 。 」
「 RYB
RYB: RED ( 赤 ) 、YELLOW ( 黄色 ) 、BLUE
( 青 ) を 三原色 とする考え 。主に 減法混色 。
長い間 絵画 で 三原色 として 用いられてきた 。 」
以上 ウィキ情報 ほか 。 )
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