循環型社会って何!

国の廃棄物政策やごみ処理新技術の危うさを考えるブログ-津川敬

機種決定に新しい動き

2008年12月24日 | 廃棄物政策
本日(12月24日)伊勢原市議会議員浜田順子氏からメールが入り、同議員のHPに以下のようなメッセージが搭載されていた。

市議会議員となって、5年と少し過ぎました。毎日の生活の中での疑問や困っていることなど、多くのご相談をいただいています。市民の方々とご一緒に解決に向けて取り組みます。環境問題、身近な福祉として、高齢者の方々、子どもたち、親支援など、市民の方々の力を集めましょう!

2008 年 12 月 23 日、新クリーンセンターは、ストーカ式焼却のみと決定
    ~ 溶融固化施設は、付設しない! 当初の計画がくつがえった! ~

 秦野市伊勢原市環境衛生組合で計画中のゴミ焼却施設(クリーンセンター)は、平成24年度からの稼働をめざして、入札に関する手続きが進められています。
 平成17年7月の施設整備検討委員会では、「ストーカ式焼却+灰溶融」「流動床式ガス化溶融」の2方式することが決定していました。
 伊勢原ネットでは、今年3月、環境問題フリーライターの津川敬さんをお呼びして学習会を開催。溶融炉の危険性、多額の運転コストがかかることを聞きました。 その後、組合議会で質問し、また視察ではスラグの利用が進まない現状を見ました。その結果、焼却灰のセメント化を民間委託し、「ストーカ式焼却」「流動床式焼却」の2方式を加えた4方式として、11月に入札の告示がされました。
 12月22日、組合議会に先だつ議員連絡会で報告された入札の応募状況は、5社、すべて「ストーカ式焼却」ということです。これで、ガス化溶融炉、灰溶融炉の建設はなくなりました。
 3年前に決定していた処理方式が変更となったのは、まさに私たちが企画した学習会がきっかけでした。多額の税金を投入し、危険もあり、地元では反対が続く施設です。大規模な公共事業の当初の計画を翻すことは難しいと思われがちですが、計画から完成まで年月がかかります。経済状況の変動、処理技術の信頼性、市民の意識を変える努力の成果など、途中で見直すべき要素はたくさんあるのです。

 私は、一般質問では、セメント化や焼成の受け入れ可能な施設があるのか、自区内の最終処分場との搬出の振り分けについて、質問しました。現在、焼却灰の一部を県外の埋立処分場に出していますが、来年度より、セメント化委託にするよう考えているという答弁がありました。
 より一層のゴミ減量化資源化を進め、焼却灰の量を減らしていくよう、両市の施策と市民の協力を進めたいと思います。







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