昨日11月3日から、朝日新聞生活欄で、タレントのJOYさんの結核闘病記が連載されてるようです。
『患者を生きる JOYの結核』っていう題で計5回。
朝日新聞を読む機会のある方は、読んでみると、面白くはないかもしれないけど、結核の私の気持ちが少しわかるかも(笑)。
お恥ずかしながら、私もこのJOYさんって人、この記事読んで始めて知ったので(丁度人気出始めた頃に私はブルキナに行ってたし)、自分じゃ結核じゃなかったらこの記事には関心みせなかったと思う…。
まぁ、でも、このJOYさんって人は私よりだいぶ症状が重くなってから治療を開始したようですね。
私は咳もほとんど出てないし、熱も一回も出たことないし、薬の効果がわからないほど症状が軽かったし。(勿論、薬飲んでも元気元気!)
JOYさんはそれまで体調不良を感じる度に病院に行ってるようですが、なかなか結核とは診断してもらえずに治療が遅れたようです。
その点、私は早かったなぁ。
勿論、最終的な診断が下されたのは、最初に病院を受診して2週間以上経って日本に帰国した後だったけど、
受診してレントゲン撮ったその日には結核かも…ってお医者さんが言ってくれてたし。
私がどうしても痰を出せなかったから、診断が遅れただけで。
いや~、ブルキナのお医者さん、日本のお医者さんより、腕は確かかもしれない!?
(ブルキナのほとんどのお医者さんは、フランスとかベルギーとかの先進国に留学経験がありますし。)
さて、入院している私が治療の為にしていること。
それは、薬を飲むことのみ。
でも、それが以外ときつい…。
薬っていったら、だいたい1日2~3回食後にってのが普通ですが、
結核の薬は1日1回、食前が基本。
結核菌はとても強いので、1日分の薬を1度にまとめて飲んで、薬の血中濃度を高くしたほうが、効果が期待されるそうです。
しかも、食べ物と一緒に摂ると吸収が悪くなるので空腹時、この病院では毎日11時を薬の時間と決めて飲んでいます。
そして、ちゃんと飲んだかどうか、看護士さんに監視されます…。
(私の場合、飲んだ薬のカラのチェックだけだけど、忘れやすい高齢者さんなんかは飲んでるところをじっと見られる…。『DOTS(直接監視下短期治療)』と言うらしい。)
一回の薬がこちら。(計4種類)
錠剤9錠に、粉薬が1.2g。
(粉薬は、通常1.0gから始めるらしいですが、若いから、という理由で最初から1.2gらしい。)
中には、こんな↓どぎつい色の薬も…。(この薬、おしっこや汗、涙がオレンジ色になります…!!)
この薬を全部飲むだけで(しかも空腹時)、副作用とは別に気分が悪くなる…。
マグカップのお茶が一気になくなるくらい多い…。
結核の治療では、通常3~4種類の薬を組み合わせて投与します。
1,2種類の薬だけでは、結核菌がその薬に耐性をもってしまうかららしい。
でも、それぞれ、薬には副作用があるので、ひどくなるようなら薬を変えたり、一時休んだりするようです。
私も、服薬して2日目くらいまでは、ひどい吐き気に襲われましたが、
身体が慣れたせいか、今は大丈夫。
あとは、もし副作用が出てもすぐにわかるように、投与前に血液検査や視力検査をしていて、
これから定期的に採血したり、視力検査をしたりして様子をみるそうです。
問題なのは、私の体内にいる結核菌が耐性菌だった場合。
最近は従来の薬が効かない耐性菌が増えているらしく、もしその場合、
今苦しみながらも服薬しているのは無駄だったということで違う薬にチェンジします。
(そして、治療が長引く…。)
私がアフリカ帰りだということもあり、お医者さん曰く、耐性菌の可能性も捨てきれないとのこと。
でも、結核菌は1回の分裂に10~15時間かかるからなかなか培養出来なくて、
耐性菌かどうかわかるのに数週間かかるそうです。
なので、今のところ、効いてるかわからない薬を飲み続けるしかありません。
明日で入院して丁度1週間。
早かった~。
てことで、薬が肝機能に影響を与えていないか明日採血です。
どうぞ、薬が無事効いていて、副作用もありませんように!
『患者を生きる JOYの結核』っていう題で計5回。
朝日新聞を読む機会のある方は、読んでみると、面白くはないかもしれないけど、結核の私の気持ちが少しわかるかも(笑)。
お恥ずかしながら、私もこのJOYさんって人、この記事読んで始めて知ったので(丁度人気出始めた頃に私はブルキナに行ってたし)、自分じゃ結核じゃなかったらこの記事には関心みせなかったと思う…。
まぁ、でも、このJOYさんって人は私よりだいぶ症状が重くなってから治療を開始したようですね。
私は咳もほとんど出てないし、熱も一回も出たことないし、薬の効果がわからないほど症状が軽かったし。(勿論、薬飲んでも元気元気!)
JOYさんはそれまで体調不良を感じる度に病院に行ってるようですが、なかなか結核とは診断してもらえずに治療が遅れたようです。
その点、私は早かったなぁ。
勿論、最終的な診断が下されたのは、最初に病院を受診して2週間以上経って日本に帰国した後だったけど、
受診してレントゲン撮ったその日には結核かも…ってお医者さんが言ってくれてたし。
私がどうしても痰を出せなかったから、診断が遅れただけで。
いや~、ブルキナのお医者さん、日本のお医者さんより、腕は確かかもしれない!?
(ブルキナのほとんどのお医者さんは、フランスとかベルギーとかの先進国に留学経験がありますし。)
さて、入院している私が治療の為にしていること。
それは、薬を飲むことのみ。
でも、それが以外ときつい…。
薬っていったら、だいたい1日2~3回食後にってのが普通ですが、
結核の薬は1日1回、食前が基本。
結核菌はとても強いので、1日分の薬を1度にまとめて飲んで、薬の血中濃度を高くしたほうが、効果が期待されるそうです。
しかも、食べ物と一緒に摂ると吸収が悪くなるので空腹時、この病院では毎日11時を薬の時間と決めて飲んでいます。
そして、ちゃんと飲んだかどうか、看護士さんに監視されます…。
(私の場合、飲んだ薬のカラのチェックだけだけど、忘れやすい高齢者さんなんかは飲んでるところをじっと見られる…。『DOTS(直接監視下短期治療)』と言うらしい。)
一回の薬がこちら。(計4種類)
錠剤9錠に、粉薬が1.2g。
(粉薬は、通常1.0gから始めるらしいですが、若いから、という理由で最初から1.2gらしい。)
中には、こんな↓どぎつい色の薬も…。(この薬、おしっこや汗、涙がオレンジ色になります…!!)
この薬を全部飲むだけで(しかも空腹時)、副作用とは別に気分が悪くなる…。
マグカップのお茶が一気になくなるくらい多い…。
結核の治療では、通常3~4種類の薬を組み合わせて投与します。
1,2種類の薬だけでは、結核菌がその薬に耐性をもってしまうかららしい。
でも、それぞれ、薬には副作用があるので、ひどくなるようなら薬を変えたり、一時休んだりするようです。
私も、服薬して2日目くらいまでは、ひどい吐き気に襲われましたが、
身体が慣れたせいか、今は大丈夫。
あとは、もし副作用が出てもすぐにわかるように、投与前に血液検査や視力検査をしていて、
これから定期的に採血したり、視力検査をしたりして様子をみるそうです。
問題なのは、私の体内にいる結核菌が耐性菌だった場合。
最近は従来の薬が効かない耐性菌が増えているらしく、もしその場合、
今苦しみながらも服薬しているのは無駄だったということで違う薬にチェンジします。
(そして、治療が長引く…。)
私がアフリカ帰りだということもあり、お医者さん曰く、耐性菌の可能性も捨てきれないとのこと。
でも、結核菌は1回の分裂に10~15時間かかるからなかなか培養出来なくて、
耐性菌かどうかわかるのに数週間かかるそうです。
なので、今のところ、効いてるかわからない薬を飲み続けるしかありません。
明日で入院して丁度1週間。
早かった~。
てことで、薬が肝機能に影響を与えていないか明日採血です。
どうぞ、薬が無事効いていて、副作用もありませんように!