医学書の安価な購入法

今期の病気がみえるにつきましてはメルカリを採用いたしまして、3000円程度得することとなりました。おはようございます。


さて、突然ですけど医学書って高いですよね。一般の皆さんには想像つかないかもしれませんが、医学関係の書籍は安くて3000円スタート、高いと20000円とか。うん、本当に高いのです。

かと言って、変なところで安く買うと、医学生の謎の書き込みまみれだったり、自炊のため裁断してあったり、「きぃー！」というような医学書を目にする羽目になることも少なくありません。それなら自分で新品買った方がいいじゃねーかっつーね。

というわけで、今日は「安くて綺麗な医学書を選ぶコツ」について。


まずは医学書を買うルートについておさらいしましょう。

その1 ブックオフなどで現物を見て買う。

その2 メルカリなどのフリマアプリ

その3 ヤフオクや楽天などの中古

その4 先輩

が中古医学書を購入する主なルートです。それぞれ利点や欠点がありますが、医学書を購入するにあたっては、現物なり写真できちんと確認できることが重要です。商品状況だけ書いてあるような某ア○ゾンは非常に危険です。去年でしたか、うちの友人が某ア○ゾンで商品状況が「良好」と書かれた医学書を買ったところ、裁断されたものが届いた、というのを目の当たりにしました。以来ア○ゾンは信用していません。

さて、ブックオフなどに医学書が売ってるのか、という問いですが、医学部がある大学の近所だと割と売ってますね。これだと比較的綺麗なのを安心して手にすることに成功します。

ちなみにフリマアプリは、個人的にはかなり有能なんじゃないかと思いますけどね。ただ、やはりあんまり良識のない相手とは取引するのを避けた方が良さそうです。問題はそれを見極めるのがかなり難しいのと、取引するにあたってはそれなりに気遣いが必要な点。気を使いたくない人にはオススメできません。

その4の先輩ルートは、かなり格安で医学書をゲットすることに成功する反面、書き込みが多かったり品物の品質に関して保証がないのが弱点。おまけに一生ものの、持ってると「意識高い系学生を演じられる」医学書についてはなかなか譲ってくれる人が現れないのもこれまた事実。私も何度か先輩から千円足らずで医学書をいただきましたが、綺麗なのが手に入れられれば大変お得です。


さて、ルートが決まったらいよいよ選ぶことになりますが、選ぶコツについて。

1 「自己検品で書き込みなし」は信用しない。

自分で検品して、書き込みなしですと謳う医学書がフリマアプリにはたくさんありますが、その検品の程度がわからないので、「多少書き込まれててもいいや」くらいの気持ちでいることが大切です。

2 「裁断済み」、「付箋あり」はどんなに激安でも買わない。

このような謳い文句は、「相当ヤバイ」ものに付けられるものだと思ってください。まぁデータ化したいというのなら購入するのも良いですが、無くしたり（ページが欠けて届いたり）、ものすごい書き込みだったり、本自体が痛んでいたりと「なんか新品買った方がよかった……」みたいなことになることが多いです。（医学書購入にあたって1番多いトラブルの一つです）

3 常識のない出品者からは買わない。常識のない先輩からは買わない。

残念ながら、医学書を持つ人間の中には「学はあるけど人間が残念な人」っていうのがいます。そういう人達の中には、発送期限を守らなかったり、発送が遅れても連絡がなかったり、トラブルがあると開き直ったり……というようなことをしてくる人もいます。そういう場合すごく困るので（大体は消費者センター絡みになることが少なくない）あまりにも評価が悪い人からは買わないようにしましょう。
また、先輩の場合、顔を知っているのでさらに図々しい取引になることもあります。前払いをさせたり、不当な（原価より高い）値段で買わせたり、いつになっても品物を持ってこなかったりするようなことがないとは言えません。この場合、教科書や教材の裏取引をしていること自体が学則違反になることも少なくないので、被害を受けた学生が泣き寝入りになってしまいます。大体は「先輩との取引」について噂が飛び交ってるので、「あの人はやばい」という噂が回っているはずです。よく注意して買うようにしましょう。

4 写真が添付されていればノド（本ののりつけ部分）を確認する

裁断なし、と書いてあっても、ノドがあまりにも痛んでたり、自分でお粗末な接着をしていることもあります。この部分が痛んでいると、だんだんページが取れたり、本自体がよれてきたりすることにつながります。

5 カバーなしは買ってもいい。（むしろ狙い目）

本のカバーが付いていない医学書はカバーが付いていないだけで、激安になることがあります。中身に問題がなければ買うとお得です。


そもそも医学書というのは、長いこと勉強のお供にするので、多少（勉強度合いによってはかなり）痛んできます。ある意味では痛んだ医学書は「たくさん使われた」医学書ですので、ページがめくりやすいなどの利点もあります。そのため、元の持ち主が国家試験に受かっている可能性も高く、縁起がいい、といって意図的に購入する人もいます。（受かってるかは確認取れないですけど）なので、多少の痛みや書き込みはおおらかに見守る姿勢も必要です。

しかし、あまりにも痛んでいると、本としての用を成さないこともありますし、況してや消費者トラブルとなっては笑えません。なので、新品購入でないケースの場合、ある程度の自衛が必要であること、人間関係のトラブルを避ける必要があること、はお伝えしておきます。

というわけで本日のまとめ

医学書購入はおおらかな姿勢で

常識のない人からは買わない、貰わない

裁断はリスク高


先輩から買うコツについてはまた別記事にします。

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