役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

北近畿2日目は大雨・・・。帰りに人の少なさの現状を思う。

2011年03月21日 22時27分34秒 | Weblog
北近畿2日目は朝から大雨・・・
今日は晴れたら天橋立を通って
散歩がてら歩いて笠松公園まで行こうかと考えていました。
でもまた今度です。

列車本数が少ないので
昨日と同じ経路でまわることにしました。
今日は
待ち時間を有効に使って楽しもうと思いました。

京都7時59発普通に乗車
4両編成福知山行き。

途中、安栖里駅でオーバーラン。
停車目標「4」の印が目の前に有る。

ゆっくりバック

10mくらい下がって停車

久しぶりにオーバーラン体験しました。

9時59分に福知山に到着

10時45分昨日乗った特急はしだて1号に乗車

昨日より更に乗客は減って
自由席2両連結しているものの
私の乗った車両には10人程度しか乗って無い


宮津に到着


4分ほど停車して

天橋立に向けて進行方向を変えて発車して行きました。


10分ほどの待ち時間で駅構内を見回り・・・

跨線橋も古い。

西舞鶴行きは派手なコウノトリの絵柄

また、エクスプローラー車両で豊岡へ向かい・・

車窓から天橋立を眺め

雨が大粒

木津温泉駅は京丹後市の玄関口

雨が小ぶりに・・・

豊岡駅に到着
すぐに留置線に向かい

すると
まだ線路内にエクスプローラーが動いている最中に
慌ただしく普通が入って来て


なかなか都会では見れない光景。

1時間ほどあるので豊岡駅前のアーケード商店街を散策



アーケード商店街の終点

結構長いアーケード

途中市役所前は空き地に

駅前の「さとう」でお買い物して駅に戻り西舞鶴へ
列車は定刻に発車
沿線は雨が降ってもまだ雪が残っている場所もありました。



雲が切れてきました。

こんどは天橋立が見えました


天橋立に到着



宮津市街地




今、福島第一原発が問題になっていますが
日本全国原発はどこにでも有ると言うことです。





今日も日本海の絶景ポイントで停車してくれました。


昨日と同じ解説でもうれしい。

丹後由良の海水浴場


丹後由良駅で行き違い列車待ちし

由良川の鉄橋へ


今日は雨がやんで良く見えます。




列車は大きくカーブし由良川に沿って走り・・・
遠くにさっき渡った鉄橋が見えました。

列車は、東雲、四所と停車し西舞鶴へ

終点・・・・

最後だなぁと思っていると・・・

今回この地に来た理由
エクスプローラーと
ディスカバリーに乗ることでした。

それをみごとに現しているようで・・・
妙に粋に感じました。

綾部に向かうためにJRに乗り換え

やってきたのはワンマン運転の2両編成223系
綾部に到着

雨がやんでいました。
気温が下がっていたので小さな寒冷前線か・・・

ワンマン運転の車両が多い




新型特急287系がやって来ました。

ここからは
舞鶴方面から来た特急まいづると
城崎方面から来た特急きのさきの併結で運転




運転台が高いので車掌と運転士が無線で連絡を撮り合い

連結すると作業員が手作業で幌をくっつけていました。

2分後列車は京都に向けて発車して行きました。


これほどの作業を
わずか数分で成し遂げ
安全面にも考慮しながら
一日何回もこなす技術力のすごさに感嘆しました。
日本の技術力はすごいです。

私は次の17時08分園部行き普通列車に乗って帰りました。
それにしても
どこもすべて人が少ない印象・・・
豊岡の商店街では
ほとんど人を見かけなかった・・・。

園部で接続の普通に乗って
19時05分京都駅に到着しました。
ホームに降りると
少々駅構内があわただしく感じました。

何かあったのかと
小さな人だかりができている場所に行ってみると・・・

18時30分頃に山崎駅付近で人身事故発生とのこと
東海道線全列車が
運転見合わせ中と駅員が説明していました。

警察の現場検証が済むまで
1時間程度動かないとのことでした。

しかし、
普段とは様相が違う。

何故なら
人身事故で列車が止まると
18時半~19時というと
休日でもホームが人でいっぱいになり
すごいことになる・・はずが・・・・

0番線の端っこで迷惑にならないように
しばらく様子を見ていると・・・
人が増えない。

時間が経ち・・・
19時30分をまわり列車が止まったまま・・・
列車が運行再開とアナウンス

新快速が65分遅れで動き出しました。

どれだけ混雑するかと思っていたら・・・

1時間も動いてなかったのに
「おかしい」と思い
試しに大阪まで乗ってみることにしました。

みごとに、ガラ空き状態。

これは、
やはり震災の影響としか言いようがない。
列車にもよったのでしょうが
運転再開後の列車は
大抵はすし詰め状態と相場が決まっている。

これは非常事態かもしれません。

大都会かつ大観光地の京都・大阪がこの状態では
心配になって来ました。

東北・関東が被災し
関東一円で電力不足で停滞している、
新潟でも静岡でも地震・・・、
宮崎・鹿児島では新燃岳が噴火災害・・・
日本列島かなりの地域で天災が発生して
旅行どころではない・・・・。
そんな思いが多くの人にあるのでしょう・・・。

こういった状況が何カ月も続くと
支援している側の
被災していない地域が、
疲弊し
支援を継続できない状況が
起こらないか心配で・・・

廃棄物の問題もこれから起こって来る。
元気な土地は
被災された地域のことを考えて
喪に服することも必要です。
が、度を超すと
これが被災者のためにはならないようにも思うのです。

元気な土地は
元気な土地で
普段通りの生活をすべきだと私は思います。

義援金でも救援物資でも
日本人に普段からの貯えが有るから行えるわけで・・・
貯えが無ければ、
今後の生活の不安から
東京で買占めが発生している現状を考えても
義援金や救援物資が
ままならなくなる様に思います。

元気な街で暮らす人々が
休日に
旅行やレジャーを楽しむことが
不謹慎とか常識を外れているとか
言う人が多く存在します。

そういう考えは間違いだと私は思います。
度を越さない程度という意味でです。

今後、
計り知れない額の赤字国債が発行され
医療費や年金など保険税が上がり
各種税金なども上がるでしょう。
支給されていた手当が停止したり、
子供手当などばらまきは廃案になったり、
復興のための土木建築は
一時期上昇するでしょうが、
全体的に経済が縮小して
金融がまわらなくなり
働き口がますます減ったりすることが予想されます・・・。

だからこそ
元気な土地は
元気さを
継続しておかねばならないと思うのです。

今現在は
テレビで悲惨な惨状を目の当たりにして
すべての人が支援の手を差し伸べる優しい心を持っています。

しかし、冷静に考えてみると
あまりにも大きな災害であり
こういった状況が
何カ月という単位で続くと予想される模様です。

不謹慎と思われるかもしれませんが
本当の復興支援は、
遺体処理が済み、避難民の住む場所が決まって日常となり
テレビでの放送が激減してからなのです。

半年後、1年後も
今のような優しい心を持ち続けるためにも
多くの元気な土地の元気な人には
元気に日常を生活してほしいのです。

しばらくすると義援金や救援物資以外に
人の技術支援(マンパワー)が必要になるからです。
しかも長期にかけてです。

たぶん私は心配性だから・・。
杞憂に過ぎないと思います・・・
日本人は心が温かいから。

そんなことを考えながら・・・
新快速電車の中から
明かりのともった都会の街並みを
眺めているのでした。


。。。。

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