役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

日本を騒がせる中韓と原発の問題の共通点

2012年10月02日 20時30分38秒 | Weblog
最近報道を見るにつけ
どうも
中韓の両国が反日で盛り上がっているようです。

両国内の内政が上手く行ってない証とだと
私は認識するも
テレビ画面は反日を掲げた暴動や略奪
竹島の歌を歌った異常な子供たちの映像ばかり・・・。
あたふたする国会議員
まことに遺憾というお題目を唱えて
抗議することを検討するらしいと
なんともぬるい対応で・・・。

もっとマスコミも、

両国の内政が行き詰まり
日本以上の経済格差と景気悪化
大量の若年層失業と
政治腐敗が進行など
かなりの困難な問題に
国民は怒り心頭・・・
そういった不満を解消するために
両国の政治家が
反日ナショナリズムを煽って
共通敵国をでっちあげているだけだ!


余裕の対応を世界に示せばいいのに・・・。

そんな報道をいろいろ観ていると
中には
韓国の教育が幼稚園の時には
竹島は韓国のものと歌を教え
反日を刷り込んでいると
教育問題を指摘したり、
中国でも同じように
日清戦争で尖閣を奪われ
日本に酷いことをされたと教育しているというものもある。
アヘン戦争での西欧諸国の方がもっとひどいのに
棚に上げている点が面白い。
(ついでにロシアの話も加えると、
 中韓と同じ様に
 北方領土は先人が血を流して死守した領土だと
 学校で教えているようです。)

何十年もこういった「教育」がなされた外国国民に
何を言っても
今の日本の主張など理解してもらえるわけがない。
日本人の中にも
「小さい島など放棄すれば良いのに」
と考える人がいる。
「教育」されてこなかった現状が
ここに来て厄介な存在になっています。
領土問題の進行を阻む要因の一つは
反日の日本人ではないでしょうか・・・。

私はそう思います。

こういった領土の諸問題はどうなって行くのか・・・。

解決策は残念ながら 

ない・・・。

あるとすれば、
お互いの国民性と教育内容の違いを認めて
歩み寄るしかない。

どちらが正しくて
どちらが間違いかという理論では、
絶対に解決には向かわない。

時間が経ち過ぎた。

本来は、日韓、日中の両関係は
国交回復時に国として解決済みです。

日韓関係は
日韓共同宣言で戦後諸問題含めすべて解決済みのはず。
学校教育では触れないけれど
当時の半島での日本所有債権の全放棄や
当時のお金で約5億ドルの援助(戦後保障金らしい)
も行った。
(日韓は戦争していないので決して賠償金ではない)
お詫びもした。
日中関係では
サンフランシスコ講和条約で
尖閣は日本領に返還されたはず。
以後
日中共同宣言で
尖閣は棚上げになったはず。
国家間での了承も行った。

ところが、
歴史がそう物語っていても
小さい頃からの教育が
この事実と異なっていたら
どうでしょうか。

日本では
あまりこういった教育を受けて来なかったので
事後になって
問題が大きくなって
歴史に基づいた報道がされると
それに対する免疫が無いから
簡単に頭に入って来る。
これが日本人の実情。
しかし、
中韓の国民はどうでしょうか。
小さい頃からの教育では
日本の見解とは全然違う。
韓国など歌で刷り込んでいる次第・・・。
基本「反日」教育なのです。

個人的には嫌悪感がありますが、
そのことについて、
相手国が良いとか悪いとかいうつもりはない。

なぜなら、
日本でも
同じようなことが存在する。
私はそう思うからです。

何が同じかというと
別のある問題ですが、
国民全体が
「あるものの正当性」
を促すため
教育がそうし向けた事実があるのです。

正当性を促すための別のある問題・・・
それは、
“日本は資源のない国”
と国民全体に刷り込んだことです。

省エネ、
エコなどという問題にすり替えたり
環境問題とすりかえられたり・・・。
地球温暖化などその典型で
二酸化炭素が
温暖化の一つの原因であることは事実ですが
最大の原因ではない。
メタンガスの方が
22倍以上温暖化効果があるという文献もある。
水田から出るメタンガスが
大問題だという論文を
数年前に読んだことがあるのに
いつしか消えてしまった。
きっとこの理論が普及すると
コメ離れが浸透し
農協の稲作が大打撃を受けてしまいかねない。

話を戻して
更に進めると、
「日本には資源が無い」ことにしておかないと
あるもを建設するのに
都合が悪くなる事態が想定されたからでしょう。
それは「原子力発電」のこと。
原発の建設のことです。
最近まで
私も原発は必要なものと信じていました。
安全神話も信じていました。

しかし
震災以後
世の中の今までのエライさん方々の対応や
組織の対応を見ていると
幻想を抱いていたことに気付かされた。

私が小学生の当時
石油はあと40年で無くなると教わった。
電気は原子力発電が主流にならないと
「資源のない国日本」は、破滅してしまうと習いました。
石炭も無い
石油も無い
ガスも無い
金属も無い
鉱産物も無い
あるのは水だけと習いました。
だから原子力は未来のエネルギーだと習いました。
いつしか
二酸化炭素を出さない
きれいなエネルギーだと変化していました。

本当は
原子力というのは、
未来のエネルギーではなく
開発途上の理論上のエネルギーで
核廃棄物という切っても切れない大問題があって
それが解決されない限り
実用化は難しいエネルギーだったはずです。
廃棄物の放射能は
何百年も放射線を出し続け
下手すれば
人類が滅亡しても解決されないかもしれないシロモノ・・・。
そんな核廃棄物の後処理問題は
棚上げにされたままにしないと
実用化されない・・・。
だから
「資源がないから仕方ない」ということにしなければ
先に進まなかったか・・・。

敗戦国ということで
西欧やアメリカの技術を買わなければいけない脅迫があったのかもしれません。
ほかにも
一般人には知り得ない裏があったのかもしれません。

「資源がない国」
そうしておかなければいけない大人の事情があった。
だから
学校では
「資源のない国」と教えた。
「原子力はクリーンなエネルギー」と教えた。
本当は核廃棄物が出るのに・・・。
そこには触れないで・・・教育した。

一度刷り込まれた人間は
なかなか変わらない。

現状全国民が
「日本は資源が無い国」と教育を受け
多くの学者や専門家が存在し
何千人という人々が
原発関連企業に従事し生計を営んでいる。

しかし
震災以降
その隠れた問題を
多くの日本人は
自分たちに降りかかる生命を脅かす問題と認識を改めた。

しかし
依然として
資源のない国だからという理論が横行し
新エネルギー開発に対し動く速度が亀並みに遅い。
日本海のメタンハイドレードや東シナ海の油田、
シェールオイル・ガス、太陽光増幅装置、
風力増強設備など
もしかしたら
日本は資源大国ではないかという
仮説も実に信ぴょう性が高くなって来た。
天動説が一般常識だった時に
地動説を唱えるような感じでしょうか・・・。
資源が無いから
原発が有効・・・
教育が植えつけたものは
なかなか消えない・・・。

数年後には
アラブ諸国のオイルマネーのような
現在のアメリカのシェールマネーのような成金が続出し
空前絶後の好景気になるかもしれません。

その時に困るのは
原発の処理・・・
核廃棄物の処理・・・。
問題は先延ばし先延ばし・・・。

それでは何も変わらないのに・・・。

中韓の教育問題もこれと同じで
そう簡単には変わらない。

正しいとか
間違いとかでなく
事実、
今がどうなのかが焦点でしょう。

世界を見てもわかるように
“正しい”ことが正しいわけではない。
例えば、
核開発疑惑と国を批難し制裁する国がある一方
制裁している国が一番核を所有している事実がある。
例えば、
誘拐が事実であっても
被害者が死んだと加害者が言ったらそれで決着がついたと
以後何もしない政府が存在している事実がある。

日本も韓国も中国も
本当に関係改善したいなら
まず各国は反日教育をやめ
歴史事実を国際法上共同宣言や条約締結を行った時点を尊重し
認識を新たに構築するべきで
今までがどうだったとか
批難することからでなく
反省はすれど
これからのことを
真摯に未来に向かって考えていく方向に向けることが一番だと思う。

批判や攻撃からは
防御や反撃しか生まれない。
頑なな心は殻となり楯となるだけ・・・。

敬意を払い
褒め称え
感謝をすることは
友情を芽生えさせ、絆を深くする。
やがては
強い信頼となり
平和を構築する基礎になるのではないだろうか。

初めにすることは
相手を批難・攻撃するのではなく
敬意を払うことではないでしょうか。

そんなことを考えていたら
急に核廃棄物の最終処理問題が気になった。
岐阜と北海道北部に
地層処分の研究施設がある。

その研究施設に
社会見学に行ってみるのも良いかも・・・
そんな衝動にかられ・・・。


稚内に来てしまいました。

快晴


稚内から列車に乗って

車窓から利尻山もきれいに見え

海岸線も実にきれい


幌延駅に到着し駅から4km徒歩で向かうのでした。

ぶらぶらと歩き

約1時間

隣接するトナカイ牧場まで来ました。

核廃棄物地層処理研究施設の存在を知ったのは
実はかなり前のこと
10年くらい前だったか
元妻とドライブで豊富温泉に来て
出来たての新トナカイ牧場に寄った時のことでした。



入り口

行政からの天下りがいっぱいいるそうです。


きれいな施設です。

受付で受付をすると
スタンプラリーと案内パンフを手渡されました。

誰もいない見学施設
タワーに上る

景色はのんびり

空の青がきれい

豊富方面

牧場方面

来た道、幌延市街地方面


タワーをしばらく見学後
1階と地下に見学施設があるのでゆっくりと見学






こんな入れ物に入れて核廃棄物を埋めるらしい

地震で地殻変動が起こった時など
どうするのでしょうか・・・。

ビデオ上映が30分に1度あるので

上映を見て
最後に施設をもう一度見て
終了。

受付で鉛筆2本とトナカイの絵葉書をお土産にもらいました。


大きな研究施設の横に

牧場・・・。

核廃棄物の最終処分場が
この研究施設の地下に出来る可能性もあるわけで
そうなったら
この牧場はどうなるのでしょう・・・。

そんなことを考えて
歩いていると

道に10cmくらいのねずみが・・・
死体・・・

良く見ると
もぐら

図鑑以外で初めて見ましたもぐら。

きっと
道の両脇が斜面だから
土の中から出てしまって
戻ろうとしたらアスファルトで
戻れなくて死んでしまったようです。
可哀そうな話です。
人間の文明社会の発展が
どれほど多くの生物の犠牲の上になりっているか
語ることも無い・・・。
当たり前のようで
道で死んでいるもぐらも
人間にとってはゴミでしかない。
なのにもぐらの家族は
人間を恨むことも無い。
生物として
人間だけに与えられた感情
“恨み”
この恨みの感情も
先にあげた中韓の反日に関係してくるなぁと考えてしまう・・・。

稚内に戻ったのは

夜でした。

今日は考え事の多い日でした・・・。


。。。。