役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

若い人たちが口走る「最悪ぅ~、しとけばよかったぁ」に思うこと

2010年09月01日 23時57分52秒 | Weblog
ここのところ平日に電車に乗っていると
学生服を着た高校生か中学生らしき学生を
多く見かけるようになってきたような気がします。

今は確か
週休2日で2学期制なのでしょう?
夏休みはもう終わってるはず。

地方の雪国は
8月半ばで夏休みが終わりと聞きます。

なのに
特に今日は多かったような気がしました。

そんな学生さんがいっぱいの駅や車内でのこと・・・

例のごとく
耳の良い私は、会話が聞こえてしまうのでした。

「宿題まだできてないの~、早く手ぇ付けておけばよかった~」

「△△くんと◎◎美、付き合いだしたって」
「まじぃでぇ、△△くんともっと話しておけばよかったぁ~」

「もっと●●くんと夏休み中に遊んでおいたらよかったぁ~」

「最悪ぅ~休み中に浮気されたん」
「あいつほんま最低や~」

若い人たちが口走っていた
「最悪ぅ~」とか「最低」などの
          不幸を現す言葉や、
「もっと遊んどけばよかったぁ~」とか
「もっと話しておけばよかったぁ~」などの
          後悔を現す言葉を聞いていて

ふと心に浮かんだことがあります。

不幸とか後悔とか
そういったことは
長い人生において
実はあまり本当の意味で
「不幸」であったり
「後悔」であったりすることは無いということ・・・
そんな言葉が浮かんで来たのでした。

何故なら
「不幸」の中には
本当の「幸せ」を見つけ出すヒントが隠されていて
不幸を味わうからこそ
幸せが何倍も幸せに感じると思うのです。

また、「後悔」の中には
「今度はこんなことはしないでおこう」という反省が隠されていて
次に経験することへの教訓になると思うのです。

42年間生きてきて思うことは
世の中、
自分が思っているほど無条件に
「最悪」なことは無かったし、
「最低」なことも無かった。
していたらとか、すればよかった、とかいう言葉に代表されるような後悔には
悔やみきれないほどの
無条件な「後悔」も無かったような気がする。

当時は、死にそうなくらいしんどくて
辛かった真夏のクラブ活動も
今となっては
炎天下でのその経験が
ここまでしんどくなったら
熱中症になるという自己防御に繋がっているし、

失恋して苦しくて
この世の終わりに思えた10代の頃・・・
今にして思えば
別れていたから今現在があるわけで・・・。

若者が思い悩むのは大変良いこと
友達同士でいろいろ話すのも結構、
ただ、今、目に見えていることが
すべてでは無いということを
頭のどこか片隅に置いてほしいなと・・・

私は、そんなことを思いながら
行く宛てもなく終点まで列車に揺られ
ボ~と景色を眺めながら
耳に入ってくる言葉たちと
楽しく遊んでいたのでした・・・。


。。。。。