鍛える前のヒビキさんが…！

昨晩のこと。新聞屋が集金にやってきた。勿論嬉しいお客ではない。
しかし、玄関に父親以外の人間が現れるとなぜか舞い上がる息子５歳、早速絡み始める。
「こんばんわ！」「こんばんわ！」「こんばんわ！」
「引っ込んでて！」イラつく自分。
長髪、甲高い裏声で引きつり笑いをする集金の兄ちゃんが、
集金バッグから何かを鷲づかみにして息子に渡す。「はい、これあげるね。」
「ありがとう！！」と息子５歳。よく見なくてもそれはボールペンだった。しかも２本。
（ガキにボールペンかよ。よっぽど余ってたんだな。）とひとりごちる自分。
結局集金人は息子５歳の粘りに負けて「こどもの城」の招待券も２枚置いていった。

部屋に戻り嬉々として早速ボールペンを開ける息子５歳。
「ママ、これこっちも空くよ！」ペンの尻には蛍光マーカーが。
きっと株価欄にマーキングする為なのだろう。
「あ、ホントだね～」生返事しながら今一度そのボールペンを見ると…

そこには！


鍛える前のヒビキさんが？！
思わず息子５歳に問う自分「ねえ、これ誰だか分る？」
息子５歳「しってるよ！まちがいない！の人でしょう？」自信満々。
た、確かに…＿|￣|○
自分「パパに聞いてきてごらん。」
息子５歳「ええ～どうしてー？いいけどー。パパー！」
相方「○○、これはヒビキさんだよ！」
自分「鍛える前のね…」
息子５歳「えー！マジーー！？」




その後、息子５歳はボールペンのことなどすっかり忘れ、
アームド響鬼のソフビで遊び始めた。
彼にとって「ヒビキさん＝リーマン」は成立しないらしい。

ともあれ…
今年に入ってから愛ルケ※のお陰で日経を購読しているのが恥ずかしかったが、
たまにはこんな面白いこともあるんだなあと思った次第です。

※渡辺淳一が日本経済新聞に連載している、おじ様の、おじ様作家による、おじ様読者の為の
キモ系ポルノ小説→転じて首締めプレイでウッカリ殺人、現在事情徴収中