---------------------------------------------------------------------------------
それでは、人間の表現媒体を、ヴァイブレーションの低い方から順に看ていくことにしましょ
う。
・肉体
物質的なヴァイブレーションには、人間の下限媒体としての肉体(ヨガでいうアンナ・マヤ
コシヤ)が物質原子の集合体として表現されており、特定の時空間を占有して、可視光線の
波動領域を眼という知覚器官を通して見たり、可聴帯域の空気の振動を耳で拾って音として
聞いたり、物を掴んで動かしたり、その他の所作をすることによって、この波動領域(物質
世界)の外界に対して様々な表現を行います。
・エーテル体
この波動領域の媒体をヨガではプラーナ・マヤコシヤ、神智学ではエーテル体と呼んでいます。
物質よりも少し上のヴァイブレーション(肉眼では見えない)の領域には、自律神経として
呼吸や内臓器官のはたらき、心臓の鼓動等をコントロールし、肉体を統一した全体として機
能させるための、補助的な役割を果す媒体が表現されています。
この媒体が潜在意識としてはたらくことによって、私達が肉体の全機能を自分の意識下に置
いて直接コントロールしなくても、日常の生活が支障なく営めるような仕組になっています。
ヨガの行者等は、顕在意識の範囲を拡大する訓練を行って、このような物質よりも高い波動
領域まで自分の顕在意識下に置く技術をマスターすることにより、この波動領域の媒体を肉
体の手足を動かすのと同じ様に操って、呼吸や脈拍、更には体温まで自分の思い通りにコン
トロールすることができます。
エーテル体には、生命エネルギー(プラーナ)の流れる通路があり、これを漢方では経絡と
呼んでいますが、この経絡は他の部分に比べて電気抵抗が小さいために、雷に打たれる等し
て大きな電流が流れると、経絡に添って、肉体に電紋と呼ばれる網目状の火傷痕が生じるこ
とがあります。
・アストラル体
エーテル体よりも高いエネルギーの表現領域には、ヨガでいうマノ・マヤコシヤ、神智学で
はアストラル体と呼ばれている表現媒体があります。
一般に表現媒体をある波動領域に限って見た場合に、ひとつの機能として、より高い波動領
域のエネルギーや情報を下位の波動領域に伝達するという役割があり、アストラル体も後述
するメンタル体やその他の高次媒体からのエネルギーの情報を、下位媒体であるエーテル体
や肉体に伝達する機能を果しています。
例えば、物質レヴェルの肉体が生命を保っているのは、高次媒体で波動変換されたエネルギ
ーが供給されているからですし、動物の胎児や植物が成長するときの形態形成に関する情報
も、物質レヴェルのDNAが持っているものと、高次媒体からくるものとが相補的な役割を
演じています。
・メンタル体
アストラル体よりも更に高いエネルギーの波動領域には、人間の理性的な思考を表現するメ
ンタル体と呼ばれる媒体があり、このうち抽象的な思考に関係する媒体を上位メンタル体も
しくはコーザル体(ヨガのグニューナ・マヤコシヤに相当します)と呼んでいます。
平均的な地球人類の精神活動に関係するのはこのあたりまでですが、この上にはブッディ体
(ヨガのアーナンダ・マヤコシヤ)と呼ばれる媒体があり、エネルギー的には時空間の表現
される境界に向う側にあって(媒体の構成要素が、プランク長以下の紐で表現されます)自
他の分離のない、普遍意識が初めて顕現されるヴァイブレーションでもあります。
「黎明 上巻」 葦原瑞穂 太陽出版より
---------------------------------------------------------------------------------
上記の○○体は、個別に存在するわけではなく、肉体に重なるように存在し、各々の波動
領域で表現される媒体のようです。
「黎明」での表現では、
肉体-エーテル体-アストラル体-メンタル体-ブッディ体
下記のスリ・ユクテスワの表現では、
肉体-幽体-観念体
更に、マイヤーズ通信では、
肉体-エーテル体-霊妙体-火焔体-神体・光明体-最高精神
となっています。
スリ・ユクテスワ、マイヤーズ通信は、霊界の界層に合わせて記載されていますが、これは
「黎明」でいう「各々の波動領域」=「霊界の各々の界層」での表現媒体に当たるわけで
す。
「魂の旅の旅程表」(マイヤーズ通信による他界の構造)
それでは、人間の表現媒体を、ヴァイブレーションの低い方から順に看ていくことにしましょ
う。
・肉体
物質的なヴァイブレーションには、人間の下限媒体としての肉体(ヨガでいうアンナ・マヤ
コシヤ)が物質原子の集合体として表現されており、特定の時空間を占有して、可視光線の
波動領域を眼という知覚器官を通して見たり、可聴帯域の空気の振動を耳で拾って音として
聞いたり、物を掴んで動かしたり、その他の所作をすることによって、この波動領域(物質
世界)の外界に対して様々な表現を行います。
・エーテル体
この波動領域の媒体をヨガではプラーナ・マヤコシヤ、神智学ではエーテル体と呼んでいます。
物質よりも少し上のヴァイブレーション(肉眼では見えない)の領域には、自律神経として
呼吸や内臓器官のはたらき、心臓の鼓動等をコントロールし、肉体を統一した全体として機
能させるための、補助的な役割を果す媒体が表現されています。
この媒体が潜在意識としてはたらくことによって、私達が肉体の全機能を自分の意識下に置
いて直接コントロールしなくても、日常の生活が支障なく営めるような仕組になっています。
ヨガの行者等は、顕在意識の範囲を拡大する訓練を行って、このような物質よりも高い波動
領域まで自分の顕在意識下に置く技術をマスターすることにより、この波動領域の媒体を肉
体の手足を動かすのと同じ様に操って、呼吸や脈拍、更には体温まで自分の思い通りにコン
トロールすることができます。
エーテル体には、生命エネルギー(プラーナ)の流れる通路があり、これを漢方では経絡と
呼んでいますが、この経絡は他の部分に比べて電気抵抗が小さいために、雷に打たれる等し
て大きな電流が流れると、経絡に添って、肉体に電紋と呼ばれる網目状の火傷痕が生じるこ
とがあります。
・アストラル体
エーテル体よりも高いエネルギーの表現領域には、ヨガでいうマノ・マヤコシヤ、神智学で
はアストラル体と呼ばれている表現媒体があります。
一般に表現媒体をある波動領域に限って見た場合に、ひとつの機能として、より高い波動領
域のエネルギーや情報を下位の波動領域に伝達するという役割があり、アストラル体も後述
するメンタル体やその他の高次媒体からのエネルギーの情報を、下位媒体であるエーテル体
や肉体に伝達する機能を果しています。
例えば、物質レヴェルの肉体が生命を保っているのは、高次媒体で波動変換されたエネルギ
ーが供給されているからですし、動物の胎児や植物が成長するときの形態形成に関する情報
も、物質レヴェルのDNAが持っているものと、高次媒体からくるものとが相補的な役割を
演じています。
・メンタル体
アストラル体よりも更に高いエネルギーの波動領域には、人間の理性的な思考を表現するメ
ンタル体と呼ばれる媒体があり、このうち抽象的な思考に関係する媒体を上位メンタル体も
しくはコーザル体(ヨガのグニューナ・マヤコシヤに相当します)と呼んでいます。
平均的な地球人類の精神活動に関係するのはこのあたりまでですが、この上にはブッディ体
(ヨガのアーナンダ・マヤコシヤ)と呼ばれる媒体があり、エネルギー的には時空間の表現
される境界に向う側にあって(媒体の構成要素が、プランク長以下の紐で表現されます)自
他の分離のない、普遍意識が初めて顕現されるヴァイブレーションでもあります。
「黎明 上巻」 葦原瑞穂 太陽出版より
---------------------------------------------------------------------------------
上記の○○体は、個別に存在するわけではなく、肉体に重なるように存在し、各々の波動
領域で表現される媒体のようです。
「黎明」での表現では、
肉体-エーテル体-アストラル体-メンタル体-ブッディ体
下記のスリ・ユクテスワの表現では、
肉体-幽体-観念体
更に、マイヤーズ通信では、
肉体-エーテル体-霊妙体-火焔体-神体・光明体-最高精神
となっています。
スリ・ユクテスワ、マイヤーズ通信は、霊界の界層に合わせて記載されていますが、これは
「黎明」でいう「各々の波動領域」=「霊界の各々の界層」での表現媒体に当たるわけで
す。
「魂の旅の旅程表」(マイヤーズ通信による他界の構造)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます