徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

風景

2020-11-29 09:44:10 | Weblog

 家の窓から浅間山を望む。今朝は、懐まで雪に覆われいよいよ嬬恋の冬が始まる。次は里まで下りてくるだろう。明け方の気温がマイナスまで落ちると庭の風景が変わる。一瞬、木々が凍てつき、時間が止まってしまう。そして、雲間から陽が射し込んでくると時が動き出す。

 家の東南側の桧の木が成長し、これからの季節は何かと気になる。現在の場所に家を建てる時、この桧が成長するとどうなるか頭にあったが、想像していたよりも成長が早い。何年か前に枝打ちをしたら、伸びが良くなった気もする。

 ただ、悪い影響ばかりでなく、川風の強い高台の防風林の役目をしていることも確かだ。加えてR144号の騒音を軽減してくれる。台風の災害を受けそうなカラマツの大木は、この春切らせて貰ったので、これらの桧も先々は考えなければならないだろう。

  昨日、知人から貰った除雪機を動かしてみた。チョッと渋ったがエンジンが起動し、正常に動くことを確認した。私の取り付け道路と庭を見て、除雪が大事だろうと、下取りをした機種を修理し、運んでくれた。有難いことだ。

 昨年は一回動いただけだが、今年はどうだろうか。生活するには雪が降らない方が良いのだが、スキー場のことを思うと、そうとばからりは言っていられない。昔の人が雪は田畑を凍みから守ってくれ、春が早くなる、と言っていたっけ。

 農業が牛馬に頼る頃の話かな。

 冬を感じさせるナンテンを一枚。知人宅で撮らせて貰いました。

 


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