「その1」「その2」もご覧になっていただけるとうれしいです。
では早速写真の紹介へ:
陸上自衛隊ってのは空自や海自よりも関係省庁との連携が強いんでしょうか? 去年の立川駐屯地祭でもそうでしたが、木更津でも警察や消防の機体を見ました。
右の写真はそのうちの1機、千葉市消防局の「おおとり1号」。 機種はユーロコプター社のAS365N3「ドーファン」、中型ヘリコプターの代表的機種の1つであり、軍用型も存在する優秀なヘリコプターです。 |
写真左上は警視庁航空隊の「はやぶさ4号」、機種はアグスタ社(現アグスタウェストランド社)のA109E。右側面にカメラをマウントしています。 写真左下は千葉県警航空隊の「かとり3号」、機種はベル社 206L-4。 この機種は型番よりも「ジェットレンジャー」の愛称の方が有名かもしれません。 余談ですが、以前紹介した「妖精作戦」の序盤に出てくるヘリコプターがこれ(の同機種)です。 いずれの機体も日本航空電子工業製のカメラスタビライザを搭載していました。 機体右舷や機種に搭載されている、白くて丸い物体です。 機種もACE-LX3で同じ。他に選択肢がないのかな? 市場小さそうだし。 |
現在の陸上自衛隊で連絡機として使用されているLR-2です。LR-1と比べると背が高い上に一回り大きいです。 普通に乗る分にはこちらの方が快適でしょうね。
機体の前に置いてあった説明版に、「胴体下に偵察用カメラを搭載しているのが特徴的です」とあった割にカメラが搭載されている形跡が見あたらなかったので近くの隊員に訊いてみたところ、「本日は搭載していません」とのこと。 ……看板に偽りありだな(笑) |
要人輸送用のヘリコプター、ユーロコプター社製EC-225LP。他の機体とはカラーリングが異なるので遠目でも非常に目立ちます。駐屯地内のヘリコプターによる編隊飛行にも参加していたのですが、良くも悪くも目立っていましたね。
この機体は3機が導入されたそうですが、この航空祭があった時点では展示されている1機しか稼働機がないとのことでした。 なぜか。 |
写真左上は軽装甲機動車。 最近、自衛隊のイベントに行くと高い確率で見ることができます。 今回は機関銃(Minimi…かな? よく見てなかった(^^;)を屋根の上にマウントした形で展示されておりました。 写真左中は6輪の装甲車だったので、「ひょっとして82式指揮通信車?」と思いましたが大外れ。 化学防護車(B)でした。 屋根の上にM2が搭載されているからって戦闘系の装甲車と思った私が浅はかでしたな。 写真左下は96式装輪装甲車。タイヤ8輪を備えた兵員輸送用の装甲車です。 間近で見ると車高は私の背丈ほどしか無く、結構小さなイメージです。 |
左上は編隊展示飛行のために離陸する直前のAH-1S 5機。 もちろん、画面の外にはUH-60JAやCH-47J/JAなども多数ローターを回していますが、一番まとまった数をとれたのがAH-1Sだったのでこれを掲載。 左中上は編隊飛行展示で駐屯地の上空にさしかかりつつあるヘリコプター群。 左中下は体験飛行のため、当選した見学者を乗せて飛行するCH-47J/JA。 航空祭の後半はずーっと飛び回ってました。 騒音も結構あるので、興味ない人にとっちゃうるさい以外の何者でもないです。 左下は2つ前のエントリで紹介した「痛コブラ」の前でAH-1Sの武装について説明およびデモの様子。 説明してくれた隊員は関西の方でしょうか? AH-1Sの武装や機首のTSU (Telescopic Sight Unit)について、かなりコミカルに説明してくれました。 しかしTOWミサイルは"TMS (TOW Missile Subsystem)"って言うんですね。知りませんでした。 |
航空祭終了後、普段は外来機が帰投するのを見届けてから帰るんですが、この日は疲れていたこともあって早々に帰宅してしまいました。 昼飯があまり食べられなかったのも今考えれば大きいかも。 やはり航空祭に行くときは、水と食糧の確保は基本ですね。(ナンカチガウ)
さて、次は館山基地航空祭です。
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