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言葉は悪いが、柿のお裾分け合戦。
先輩から「柿、どう?(食べる~)」
や、先輩。
先週、うちの柿のこと話したやないか?
これまで何度も書いていることだが、富山の家々の多くは柿の木を有している。
僕の実家も例外ではなく、玄関先に1本(富有柿)、庭に2本(水島と渋)、計3本の柿の木がある。
多分そろそろ「柿、取りに来いや」と声がかかるはずだ。
お互いの家の柿の木事情は知っていても、「美味しくできたから」「そこなち(あなたの家)のとはひと味違う」など、あの手この手で食べてもらおうと押し付け合う。
贅沢な!と怒られそうではあるが、毎年の風物詩とも言える。
さて、そんな柿だが。
調べてみると栄養満点な果物だ。
ビタミンCやリコピン、βカロテンが豊富、抗酸化力が強く、シミ予防の効果もあり、摂取量は成人で1日一個でじゅうぶんらしい。
生食が基本かもしれないが、実家ではサラダに入っていた。
うろ覚えだがハム、キャベツ、干しブドウ、リンゴなどと共に、細かく刻んだ柿の実が入ったサラダを食べていた。
今の若者は柿を食べたがらないと言うが、こんな環境で育つのだから無理はない気がする。
少なくとも、わざわざスーパーなどで買い求めるものではない。