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Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

城下のセーノカミ

2021-01-16 23:32:29 | 民俗学

コロナ退治を願う」より

 

 

 富県貝沼のほんだれ様は、既に姿がなかった。今年はどう処理されたのか、また後日聞いてみようと思うが、今年は小正月が完璧にウイークデーだった。先週東春近下殿島古寺のハナヅクリを見学したわけだが、当初は1週間掲げておく予定だったが、子ども達の予定で11日にははずされると聞いていた。その後この1週間、このあたりを通る度に気にしていたのが、中殿島城下のセーノカミのことだ。今も行なわれている節があったので、通る度に気にしていたが、小正月に建てられることもなかった。そこで小正月を過ぎたころ城下で聞いてみたところ、16日に建てられるということを聞いた。ところが今年はコロナ禍ということもあって、子ども達によって建てられるのだが、密を避けて中学生だけで行なうという。例年は小学生も参加するらしい。建てるのは16日で1週間後に下ろされるのではないか、聞いた方はいう。

 ということで今日、訪れてみると既に道祖神の脇にセーノカミは建てられていた。予想通り、道祖神の脇に立てられていた鉄パイプに竹が挿されて建っていた。辰野町のデーモンジのように竹に飾りが付けられることはなく、竹の葉の下辺りに写真のように赤い円形が付けられ、そこには日月がはっきりと付されている。これがいわゆるよそでいうオンベウチワにあたるのだろう。併せて藁束でくるむようにハナが束ねて結わえ付けられており、ツクリモノはいずれも濡れないようにビニールで覆われている。御幣と言うかどうかはなんともわからないが、紙垂が付されている。ビニールで覆われているツクリモノは、各戸に配ることと、オンベウチワは特定の人がもらうためなのかもしれない。この処理方法については、古寺同様再確認したいと思う。

 さて、「セーノカミ」でも触れたが、聞くところによるとセーノカミは城下の中で城下上でも別に建てたという。今年建てるかどうかはわからないが、城下の道祖神から北へ行った県道脇のあたりに以前は建てらたという。行ってみると、今日は建てられていなかった。今年は行なわれない、あるいは既に建てなくなった、いずれかははっきりしない。

 


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