Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

相変わらず、草刈

2019-05-25 23:22:09 | 農村環境

 1年前に「草刈をする範囲」を記した。今年も1回目の高畦畔の草刈をした。それも近くに家があるため、家の近くは気を使って鋸刃を使って物が飛ばないように向きを調整した。「草刈をする範囲」で示した図のうち、休耕している田面から上は今回は刈らず、人目について、交通の妨げにもなる道路上の草を刈った。以前にも記したように、道路上の畦畔は、昔開けられた道路のため、村道ではなくわが家の土地となっている。繰り返すが、「上の土地を支える土台なの」だから上の人の土地、というのはわかっているが、今の市町村道の拡幅改良なら、この「上の土地を支える土台」部分は、市町村が買収するのが普通。もちろん国県道ならなおさらだ。ところが、昔に開けられた道だから、そうではない。

 ということで、普通ならせいぜい道路上の石垣から上の草だけ刈れば良いのだが、いつもいつも、石垣下の石垣と側溝との間、あるいは側溝の溝さらいをした際に道端に置かれた土から生えてきた草も刈ることに。実は法面より、石垣より道路側に生えてくる草の方が強力で丈も長い。草の量から言えば、むしろ道路沿いに生える草の方が多い。ようは普通なら我が家で刈る必要のある草ではないのである。

 そして今日、新たな図を示すことに。いつも通り道路の側溝脇から上の土手の草を刈っていたら、近所の爺さんが刈っているところにやってきて(ふだんろくに会話もないのにやってきたので、嫌な予感がした)、いろいろ言い訳をしたあとに、道下の法面を今まで刈ってきたが、もう歳だから「〇〇(わたしの名前)さに刈ってほしい」と言う。もともと公図上わが家の土地だから仕方のないこと。とはいえ、こんな大きな範囲を我が家が刈らなければならないのか、というほどの範囲。昔なら草は貴重だったが、今では何の役にもたたない(言いすぎかも、少しくらい役にはたつが…)。今なら、道路の下も上も、公の土地。もちろん公とはいっても周囲の人たちが草刈をしなければ、誰も刈ってはくれないが…。だが、あえて我が家だけで刈らなくても良い範囲。それこそ今なら〇〇交付金を使って金銭上の手当をして刈れる範囲なのだが、この村ではそうした交付金をもらおうという気はない。いいや、もらったとしても、ここに住所を持たない我が家は、枠外かも。


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2 コメント

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Unknown (猛虎過江)
2019-06-09 12:29:50
斜面の広範囲の草刈りご苦労さんです。我が家でも、平地の畑、雑種地に梅を150本くらい植えていた時は、除草剤を散布しても、草刈り範囲は、7反位あった。今は、半分くらいですが、3回くらいは、草刈りをしてます。草刈りも、毎年、花木から収穫があるのでやっていますが、雪下ろしと一緒で、苦労してやって、何かそれに見合うものがなければ、苦痛そのものです。
現在の圃場整備は、コンクリ法面、仕切りなどは、多分、個人負担で施工と思いますが、草刈りが軽減できる妙案があるかもしれません。
梅雨の中、健康には留意してください。
猛虎過江様 (trx_45)
2019-06-10 19:57:12
梅150本はすごいですね。規模が違います。

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