Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

一人相撲

2018-11-29 23:46:40 | ひとから学ぶ

 横に並んだ車は、右折レーンにいる車。そもそ右折レーンがあるということはどういうことかといえば、右折車によって渋滞を起こさないようにという意図であって、地方にあっては、「右折車が多い」交差点ともいえる。都会ならともかく、地方のそれも街の中ではない右折レーンのある交差点は、右折車によって直進車が妨げにならないようにと設けられているもの。したがって、右折レーンに入ると、信号が青になってもすぐに右折できないことが多い。それほど通行車両が多いというほどでなくとも、直進車によって、右折できずに信号が赤になるまで待つような交差点も、珍しいことてせはない。こうした交差点に、右折専用信号がないと、結果的に1台も右折できずに赤になってしまうということも、希にあるのだ。こうしたことによって右折レーンが渋滞しないようにするには、右折専用信号(→とか時差式にする)を設けざるを得なくなる。

 したがって右折レーンに入ったところで、信号待ち後に青になったとしても、すぐには右折できないということは、前方に直進車が並んでいればすぐに分かること。もちろん対向車の直進車が「お先に」と合図してくれることもあるが、そんな優しいドライバーは、たとえば先頭にいる大型車であったり、あるいは希な乗用車ぐらいだ。10回同じ場面に対峙すれば、1度、あるいは2度のこと。さらにそれは先頭で待っている時ぐらいで、何台も「お先に」とばかり譲ってくれるケースはレアなケースと言える。何を言いたいかといえば、右折レーンに入って信号待ちしている際には、例え信号が青になったとしてもすぐに前進する必要などまったくないということ。にもかかわらず、まるでダッシュをするがごとく、青になった途端に横に並んだわたしより先に前進を始めるドライバーが少ないわけではない。結果的に彼らは、彼女らは前進して交差点内で再度ブレーキを踏んで停止することになる。なんと言おうか、「何を慌てているのだ」と思う瞬間である。

 抜けないのに、あるいは抜きもしないのに前車を煽るのと同じタイプの人たちだが、けして煽るわけでもないのに、一人相撲をしている人が少なくない。

 もうひとつ。以前にも同じようなことを何度も記しているが、ブレーキをやたら踏むドライバーのあとに着いたら、いつも以上に接近しないこと。ペースを乱されることは言うまでもないが、妙な場所でブレーキを踏むことも、こうしたドライバーは多い。「何だこいつは…」と思ったらすぐに「離れる」、これが一番。


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