Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

安全な選択

2005-09-03 13:27:37 | つぶやき
 息子は今日、練習試合のため遠山へ行く予定であった。ところが、あまり行きたくないので理由を聞くと、顧問の先生の車で行くのだが、スピードを出すから嫌だというのである。飯田市内の学校へ練習試合に行った際に、ある場所で120kmも出したというのである。高速道路ではなく、片側2車線はあるものの一般国道である。道が良いので、確かに皆スピードを出す傾向はあるが、けっこう出すわたしでもその場所で120kmは出したことはない。土日の昼間であるから、そんなに出したら前の車にすぐ追いついてしまう。だいたい人、それも子どもたちを乗せてのこの運転、普通ではない。
 今日行く遠山は、かつては天竜川のある飯田側から伊那山脈を越えた遠山谷へ通じる道を赤石林道といって、細いうねった道を延々と登り、また下っていったところにあった(そんなところが今度合併して同じ飯田市になるというからなんともいえない)。そのころは、車の転落事故もあって死亡者も出ている。今はそんな危険なことはないくらいに道が整備されたが、それでも郡内では最も遠いところで、道も険しい。それでいて道が整備されたから、スピードを出そうと思えば100km超は簡単なもので、その道がずっとつながっていればよいが、急に狭くなっているところもまだある。常々の行動も常識を外れている顧問だけに、これでもっておさらばでは困る。今日は午前中が学校で部活。午後はこの遠山での練習試合。夜は夜で社会体育で練習。四六時中部活である。午前の部はもともと出ない予定であった。最も出たいのは内容の濃い夜の部。そこで問題の練習試合なのである。レギュラーとはいえ、常に問題派生している部なので、仲間となかなかうまくいかない。それでもってこんなに練習する部はほかにない。それなのに弱い。すべて顧問の不徳、とは顧問は思っていないだろうが、なにしろ問題顧問。レギュラーをはずされたくはないが、付き合っていたら大変なことになる。結論としては、行かないことにした。息子いわく「夜は行く。でもみんなとは会えないかもしれない」???。
コメント    この記事についてブログを書く
« 独裁者への道 | トップ | 格差と妬み »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つぶやき」カテゴリの最新記事