ちかごろ新たな種類の運転免許をとったため、交通安全センターで申請して免許の交付をしてもらったが、こういう場合に免許の有効期限が、新たな交付より5年になることを知らなかった。普通免許を取得して25年ほどになるが、更新時の有効期限をその都度更新していくものと思っていたので、来年には更新時期が控えていただけに、ちょっと得をしたような気分になった。とくに違反などをしていると、更新時に有効期限が優良運転者と異なってくるため、もし、来年の更新時までに違反をしたりすると、その程度によっては今回延長された有効期限より短くなる可能性もある。まあ違反などしなければどうということはないが、そうはいっても夜間に走ることが多いと、制限時速より出していることもある。絶対制限時速で走っているとはいいがたいから、そんな心配もある。
さて、更新の手続きの際に、新規に免許を取得した人たち全員が広い部屋で、申請の用紙を書いたのだが、この際に更新の用紙とともに交通安全協会への入会の用紙も配られて書き方が説明された。説明の冒頭で、駅伝の話やボランティアの話がされて、何を意図しているのかと、ちょっと???と思ったが、ようは安協に入ってほしいという意図なのだ。実は、前々回の更新あたりから安協から抜けさせてもらった。当時は、最寄の警察署に行って申請して、免許ができるにはしばらく期間が必要だった(今も警察署で更新手続きをすると同じかな)ため、遠隔地に赴任していると、警察署まで行くにも仕事を休まなくてはならなかった。当時松本に赴任していたため、塩尻市にある県の中南部を対象にした交通安全センターに出向いて更新手続きをしたのだが、交通安全センターで更新する場合は、大勢人がいるし、けっこう安協に入らないという人もいて、「入りません」と言いやすかった。それまでは警察署に行って更新していたので、なかなか気の小さい人間には「入りません」とは言いにくかった。いや、免許を取って10年以上、安協にはみんな入っているものだと思っていた。それが実は違うということを知って、いつか抜けたいと思うようになってからも、言えずに更新したことがあった。たかが年間500円程度のことなので、別にたいしたことではないのだが、入会しているからといって、何もメリットはないし、会費が何に使われているかも怪しいという感じがした。そんなころ、安協での不正利用なんかも報道され、怪しさは増した。
取得者への説明の際も、盛んに安協の方たちが駅伝なんかがあると誘導などをボランティアでやっているというようなことを強調していたが、事実確かにやってもらっていることは知っているが、安協だけでは人手は足りないから、地域の人たちがかかわっていることも多い。交通を遮断して行なわれるような祭りやそうした駅伝なんかは、よい例にはなるが、あくまで地域とのかかわりで行なわれるものであって、安協がかかわらなくてもそうした行事が執行できればそれにこしたことはない。それをすぐに安協に頼る地域が、安協というものを利用しているに過ぎないわけで、入会する理由として説明されてもふに落ちないのである。
「勝手な論理だけでは通らない」でも触れたが、安協も自治組織も似たようなところはある。しかし、地域自治よりも安協は闇が大きい。だからうさんくささがある。地域の自治とは確かに順番にみなにその負担がやってくるとすれば、高森町へ移住した方が言うように、個の自由を奪いかねないが、いっぽうで誰もが負担をするとわかっているから、自治は成立するような気がする。それを個の自由と言ってしまうと、「言う方が得」「正直者が馬鹿をみる」ということになってしまう。取得申請の会場にいた多くの人は、新規に普通免許を取得した若い人たちで、そのほとんどの人たちは、言うがままに入会していたに違いない。安協の事実を伝えずにだまして入会させているような気がしてならない。安協には免許取得者のうちどの程度入会しているかとか、安協の必要性、お金の使われ方など本当の姿を知らせてから入会してもらうのが本来ではないのだろうか(もし免許取得の講習の中で触れられていたら、わたしの認識不足として謝ります)。さらには、安協というものが絶対必要だというのなら、免許取得者全員に入会してもらうべきだろう。「会」という団体組織に区別しているから致し方ないのだろうが、どうも説明の不自然さと、安協の現実を見るにつけ、実際安協として末端でたずさわっている方たちには可愛そうな会場での説明であった。
さて、更新の手続きの際に、新規に免許を取得した人たち全員が広い部屋で、申請の用紙を書いたのだが、この際に更新の用紙とともに交通安全協会への入会の用紙も配られて書き方が説明された。説明の冒頭で、駅伝の話やボランティアの話がされて、何を意図しているのかと、ちょっと???と思ったが、ようは安協に入ってほしいという意図なのだ。実は、前々回の更新あたりから安協から抜けさせてもらった。当時は、最寄の警察署に行って申請して、免許ができるにはしばらく期間が必要だった(今も警察署で更新手続きをすると同じかな)ため、遠隔地に赴任していると、警察署まで行くにも仕事を休まなくてはならなかった。当時松本に赴任していたため、塩尻市にある県の中南部を対象にした交通安全センターに出向いて更新手続きをしたのだが、交通安全センターで更新する場合は、大勢人がいるし、けっこう安協に入らないという人もいて、「入りません」と言いやすかった。それまでは警察署に行って更新していたので、なかなか気の小さい人間には「入りません」とは言いにくかった。いや、免許を取って10年以上、安協にはみんな入っているものだと思っていた。それが実は違うということを知って、いつか抜けたいと思うようになってからも、言えずに更新したことがあった。たかが年間500円程度のことなので、別にたいしたことではないのだが、入会しているからといって、何もメリットはないし、会費が何に使われているかも怪しいという感じがした。そんなころ、安協での不正利用なんかも報道され、怪しさは増した。
取得者への説明の際も、盛んに安協の方たちが駅伝なんかがあると誘導などをボランティアでやっているというようなことを強調していたが、事実確かにやってもらっていることは知っているが、安協だけでは人手は足りないから、地域の人たちがかかわっていることも多い。交通を遮断して行なわれるような祭りやそうした駅伝なんかは、よい例にはなるが、あくまで地域とのかかわりで行なわれるものであって、安協がかかわらなくてもそうした行事が執行できればそれにこしたことはない。それをすぐに安協に頼る地域が、安協というものを利用しているに過ぎないわけで、入会する理由として説明されてもふに落ちないのである。
「勝手な論理だけでは通らない」でも触れたが、安協も自治組織も似たようなところはある。しかし、地域自治よりも安協は闇が大きい。だからうさんくささがある。地域の自治とは確かに順番にみなにその負担がやってくるとすれば、高森町へ移住した方が言うように、個の自由を奪いかねないが、いっぽうで誰もが負担をするとわかっているから、自治は成立するような気がする。それを個の自由と言ってしまうと、「言う方が得」「正直者が馬鹿をみる」ということになってしまう。取得申請の会場にいた多くの人は、新規に普通免許を取得した若い人たちで、そのほとんどの人たちは、言うがままに入会していたに違いない。安協の事実を伝えずにだまして入会させているような気がしてならない。安協には免許取得者のうちどの程度入会しているかとか、安協の必要性、お金の使われ方など本当の姿を知らせてから入会してもらうのが本来ではないのだろうか(もし免許取得の講習の中で触れられていたら、わたしの認識不足として謝ります)。さらには、安協というものが絶対必要だというのなら、免許取得者全員に入会してもらうべきだろう。「会」という団体組織に区別しているから致し方ないのだろうが、どうも説明の不自然さと、安協の現実を見るにつけ、実際安協として末端でたずさわっている方たちには可愛そうな会場での説明であった。
安協の会費、うちのヨメさんは結婚するまでは払うのが当たり前だと思ってました。免許更新時に払ったのを聞いて「取り消してもらえ」と言いました。意外にも何も言わずに会費を返してくれたそうです。
私はというと会費払ったことありません。一番最初の更新がまだ未成年だからそれは大きな金額でした。なので「それって入らないといけないんですか」などと聞きましたよ。そしたら入らなくてもいいと言うしせいぜい更新の通知が来るくらいの利点しかなかったので「じゃぁ入会しません」と。
安協の会費に限らず、払うのが当たり前のように見せかけるものって胡散臭いですね。