
奉納芸能後の「投げ餅」
今年から来年まで、自治会の役員を務めることになっていて、その最初の仕事ともなる地元の神社の祭典に出席した。役員でもしなければその実態はよくわからないものだが、これから2年間は、地元の自治会を題材に、地域社会のことを考えていきたい。
さて、祭典といえばふつうは神社総代が執行役となるのだが、わたしのところでは神社総代という名の方々はいない。代わるものとして「評議員」という名の方たちがいる。三つの集落〈自治会〉の産土様ということで、3集落から2人ずつ評議員が出ていて、2年任期で務める。2年目の方が「正」で、1年目の方が「副」である。神事には評議員のほかに、3集落の自治会長と副自治会長が参加する。したがってこれで6人+6人で12人となり、祭典を担う当番自治会の隣組が祭典の裏方となって準備をすることから、その隣組の代表1人が加わって7名が神事に参加する。
それぞれに役割があるものの、サイン手の準備をするのは前述したように当番自治会の当番隣組にあたる。隣組の戸数は多少があるため、通常2組によって担う。加えて祭典の準備は正副自治会長が行うことから、準備の実態とすれば20名くらいだろうか。ほかなら総代が準備にもかかわるが、ここでは評議員は神事に参加するのみ。ここからわかることは、神社の祭典が自治会によって失効されているということ。
副自治会長になってその実態がようやくわかった次第だが、年間の実働内容を見てみると、実に神社に関わるものが多い。自治会の役員と言うよりは、神社の役員といっても不思議ではないほど。この後、祇園祭と秋季例祭、元旦祭と続く。
準備では集まった副自治会長3人で、過去に撮られた写真を参考に幟旗を揚げた。したこともないことをいきなりやるということもあって、前年の副自治会長さんが心配して自ら撮られた写真を何枚か事前に届けてくれた。とはいうものの、細部はわからないこともあって、揚げた後写真と違うことに気がついた。時間があれば「揚げ直そう」と言っていたのだが、結局そのままにしたことが、旗を下げる際のトラブルに繋がった。祭典が終了後幟旗を降ろそうとすると、ポールから3方に張られていたワイヤーに幟旗を吊るしている枠に掛けた針金が引っかかってしまい、降りなくなってしまったのだ。仕方なく張っているワイヤー1本を緩めて針金を外して降ろしたわけであるが、吊るしている枠に近い最上位の旗留め用の針金の掛け位置に問題があった。ようは写真通りに付けなかったために起きたトラブル。来年への言い接ぎ事項にもなるだろう。
さて、祭典は宵祭りがなく、本祭りを1日にやってしまう。1日で済むことは大変ありがたいこと、とは準備する方の気持である。とはいえ、神事後の奉納芸能は、獅子舞と囃子と長持ちと、内容は濃い。人口減少で後継者に悩んでいるとは思うが、続けられていることには安堵である。
片桐町長持ちの「音」(2025.4.5)







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