Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

ざわめき

2018-08-14 23:59:44 | つぶやき

 これまでが暑すぎたせいだろうか、このところ、夜も更けてくると、開けていた窓を閉めたくなる。それほど冷気が漂うようになった。これが例年だと思えばふつうなのだろうが、日中はともかくとして、やはり自宅に冷房は「いらない」とつくづく感じる時だ。もちろん今もって日中は暑いことに変わりはないが、こうした涼しさが訪れると、これまでにも「秋風が吹いた」と何度か日記にも記してきた。気がつけば「盆」に入り、昔なら「夏休みもわすが」、と哀愁に陥ったものだ。ということは「秋風」も実感できる季節が、既に訪れているということ。8月初頭の暑さに圧倒されたものの、ちゃんと涼しさが訪れている。

 あれほど冷たいものしか口にしなかったのに、こんのほんのわずかな涼しさ感が、既に求めるモノに変化を与えている。まだまだと思っていたのに、もうさまざまな期日が迫っている。暑いままが良かっのに、「寒い」と思うほどの夜の風の冷たさに気がついた時に、今年の「焦り」が訪れる。それは時期を逸したモノを手に入れたような喪失感かもしれない。

 とはいえ、例年なら盆過ぎに感じていた「秋風」感を、数日ではあるものの、前倒しで感じているだけ、かろうじて余裕を感じながら、この盆過ぎまでの数日に期待を抱く。ほんの少しの体感が、こころと身体のざわめきを起こす。

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