Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

長野から電車で帰る

2007-10-03 05:53:11 | ひとから学ぶ
 高速バスのことにこのところ何度が触れた。長野行きもバスを利用するようになったが、バスの場合はわたしのように胃の弱いものにはちょっと苦手である。加えてスペースが狭いということもあって、ではバスではなくて電車という選択はないのか、と考えてみた。ところがバスで2時間半程度のところが、電車では4時間かかる。もちろん金額も高い。こうなればなかなか電車を利用して長野まで行く人は少ないだろう。それでも伊那までは定期券があるということもあって、現実的にどうかと考えてみた。長野で10時に始まる会議に間に合うには5時代の始発に乗らなくてはならない。それでもってぎりぎりだ。ちょっとこの選択はつらいものがある。

 そこで行きは高速バスで仕方ないだろう。帰りはどうせ時間制限ではないのだから、そこそこの時間に帰ることができればよい。そう思って調べてみると、確かに1時間余の差が出るが、たまにはそんな行動も良いだろう、と帰宅は電車にすることにする。ということで10/1、長野の会議へ向かう。当初高速バスで行き来しようとしていたが、帰りは電車にすることにしたから、復路券を解約した。そこであらためて気がついたのは、高速バスの乗車券の取りかただ。当初の往復券の座席は通路側であった。解約と同時に往路券も再発行され、すると窓側に変更された。実際乗車してみると、後部の方であるが、わたしの隣席は最後まで人が座ることはなかった。ほぼ満席の便だったのに空席の席に座ることができたのだ。同じことが1ヶ月ほど前の新宿からの帰りでもあった。ようは1度購入した乗車券を例えば便変更したり、あるいは復路解約したりすると、意外にもその時点での空席に回されるということだ。2度窓口を訪れなくてはならないが、窓口に行きやすい環境だったら、無理に変更前提で購入した方が良い席が当てられるということだ。

 さて、この日、帰宅は長野駅から乗車しなかった。松本まで帰る同僚の車に乗せてもらい、松本電鉄の信濃荒井で降ろしてもらった。初めて乗る松本電鉄である。ワンマンカーということで、入り口で整理券をとるわけだが、2両編成の車両には大勢の乗客がいたが、ほとんどが若者である。ふだん乗る飯田線とは雰囲気はまったく違う。そして松本駅からJRに乗り換えるが、塩尻までは都心の電車に乗っているがごとく混雑していた。待ち時間があるため、長野から乗ってきても、松本まで車で来ても、最終的に駅に着く時間は変わらなかったが、いつにない風景をみながら岐路につけた。いつもとは違う選択を、これからもして行こうとおもったわけだ。
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