Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

便座の大きさ

2007-03-01 08:10:33 | つぶやき
 近ごろ旅行で飛騨高山を訪れて大きなホテルに泊まったときのことである。朝方便器に座って大きいのをしようとしたら、自宅の便器にくらべると、あのO型の穴がちょっと小さいのである。情けない話ではあるが、便座に座れば、男性は穴の中にお辞儀をする。お辞儀しなかったら大変なことになるのは目に見えている。それは小さな穴でなくても同様だ。ところが便通がよければよいのだが、いまいち便秘とまではいかなくとも、ちょっと〝いまいち感〟があると、力んでしまう。不思議なもので、力んでいると男性の血のまわりがよくなるから、座った時よりは伸びてくる。なんという恥ずかしい話をしているのか、なんていうことは我慢してもらうとして、穴が小さいとよけいに気になってしまうのだ。

 この便座はいわゆるO型というやつで、U型ではない。便座の形にO型とU型の二種類があるのは、おおかたの人は知っているかもしれないが、このごろはO型が普通だ。TOTOのホームページから意匠図を開いてみても、ほとんどがO型である。U型というのは前割式に前方が開いているから、もし男性の大きな人も、縁にあたることはない(中にはそれでもあたる人はいるかもしれないが・・・)。それが穴が小さい上にO型ときたら、身体の小さな日本人にもちょっと気になる大きさとなる。



 噂によれば、O型は女性用でU型は男性用という説もあれば、日本人の男性は小さいからO型で十分なんていう説もある。一般的にヒーターを入れるようになったからO型に移行してきたというが、それならメーカーは穴の大きさをどれほど研究したのだろう。もちろん専門家たちが議論して出来上がったものだろうから、この穴の大きさには十分な理由があるのだろうとは思うのだが、その裏話を知りたいところだ。HP上で検索してみると、このO型とU型という形に関した記事はけっこう見受けられる。決まって男性の問題が定義されているが、それなら穴の大きさはどうなんだ・・・と思うわけだ。明らかに泊まったホテルの便座は小さかった。

 そこでTOTOのページから意匠図のキャドを引き出してみた。図はそんな引き出したものに寸法を入れてみたのだが、縦方向の長さが30センチ、横幅は20センチである。これが一般的なのかといろいろ開いてみると、長さが27センチ程度と短いものもけっこうある。ちなみにホテルの便座はTOTOのものではなかったように記憶する。いずれにしても前割れ式ならともかく、O型で3センチ違うと影響は大きいかもしれない。ホテルのものはもっと小さかったのかもしれない。

 さて、1千人規模のお客さんが泊まれるというホテルだったのだが、すべての部屋のものがこんなに小さいのか、そこまで調べて来なかった。たまたま泊まった部屋は和室だったから、もしかしたら日本人向けの部屋だったのかもしれない。そういえば、当初は古い方の建物に宿泊予定だったが、満室状態で、新しい建物の方に移されたという。実はこの日、台湾人らしいたくさんの東洋系の外人さんが泊まっていた。きっとそういう人たちは洋間がよいということなんだろう、わたしたちは畳部屋だった。小さな便座に座った当初は、「こんな小さな便座じゃ外人さん大変じゃないの」と思ったが、きっと客に合わせて部屋割りしているのだろう。台湾人が日本人男性に比較して○○が大きいということは聞いていないが、そうはいってもわたしが〝小さい〟と思ったほどだから、これは大変なことになっている日本人客もいるに違いない。

 参考に「座って小便
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