Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

ボールペン

2006-07-26 08:07:22 | つぶやき
 けっこう筆記用具にはこだわる方だ。だから、会社で仕事をしている際も、支給品を使わず自分のものを利用する。会社とプライベートの筆記具を使い分けるなんていう器用さはない。常に持ち歩くペンは、常に胸のポケットにさしている。それほど筆記具をよく使う。もちろん今の世だから文書はパソコンで書かれていくが、文書ではない自らのメモ的なものはすべて自筆だ。なにしろ書いておかないと忘れてしまう。だから筆記具はもちろん、メモ帳も常に持ち歩く。格好悪いと言われようとなんだろうと、ペンとメモ帳は常に持っていないと気分がよくない。そんなペンを、時折忘れたりすると、もうその一日はダメである。

 以前は4色ボールペンをよく利用した。そのころは会社のペンを利用していたが、ボールペンだけだと都合の悪いことも多い。消せないからだ。そんなことからいわゆるシャーボを使うようになってそれからは自前のペンを利用するようになった。ゼブラのペンをよく利用したが、油性ボールペンではなんといっても書きやすさはゼブラだった。書きやすいということはインクの出がよいから、ときにはインクのたまりが紙についてこすったりすることはあった。それだけはなんとかしてほしいのだが、インクの出がよいともなれば、そんな弊害もあるのだろう。

 しかし、最近は油性ボールペンを使わなくなった。もっと書きやすいペンをみつけたからだ。ジェル(ゲル)インクのボールペンである。これの3色とか2色のボールペンを利用している。これもまたゼブラのものがもっとも書きやすい。ただ、ジェルインクの場合は、どうしても芯が太くなるため、複数色のペンは太くなる。となると、ポケットにさすにも気になるようなる。そこが最も欠点である。それでもなるべくスマートな製品がないかと探した結果、ゼブラのJELL3というペンが愛用品である。とはいってもわたしのニーズには適っていない。ジェルインクも、使っているうちに油性のボールペンと同じようにインクがたまって「ポタッ」と紙につくことがある。油性と異なり速乾性はないから、こすってしまうなんていうことも多い。書き味が良すぎるくらいに良いから、インクがすぐになくなってしまう。交換用の芯を常に持っていないと、インクがなくなって書けないなんていうこともある。

 そんなことがあって、セブラのものが愛用品ではあるが、文房具売り場を目にすると「何か良いペンはないかなー」とのぞいてしまうのは常である。そんななか、近ごろ見つけたユニボールのゲルインクボールペンをこのところずっと使っている。ところがゼブラのものよりインクの出はよくない。しかし、出が良くないくらいだから、ゼブラのようにすぐインクがなくなってしまうということはない。加えて芯の太さが油性ボールペンとさほど変わりないということで、複数色のペンでもゼブラのものよりは格段と細い。外見だけはゼブラ以上のスリムさで納得できるものだ。ところが、書き出しのインクの出が悪いということ、インクのでは悪いのに、時折インクがポタッという感じに紙についたりする。これは何とかして欲しい改善点だ。

 と、まあ筆記具のこだわり派である。もちろん銭はないから安物のペンでいかに使いやすさを極めるか、という世界ではあるが・・・。
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