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御薗座公演(S47年2月) [1]

2006年06月16日 | 舞台公演
(公演パンフより引用)

「清水一学を訪ねて」

このたびの義士外伝「清水一学」の上演にあたり昨年十一月、天知茂と作家の宮川一郎ら関係者が、愛知県幡豆郡吉良町を訪れた。

(中略)

円融寺の裏山にかかったところにある墓地の一隅、苔むした墓石の中に、真白い角柱が建ててあり「清水一学之墓」元禄十五年十二月十五日と大書きしてある。その下にひっそりと時代を経た一学の墓石がある。

墓前に花と線香をを供えたあと、住職に過去帳や位牌を見せて貰い、寺のすぐ近くに住む一学の子孫、十四代目の児玉豊松さん(七十三歳)から遺品の手槍をと黒く古びた皮の袋に入った刀を見せていただき、刀を手に取った天知は刀の柄の短さに気付いて不思議がると児玉氏は「やはり二刀を使うには柄の短いほうがよかったんでしょう。小刀の行方は不明ですが・・・」

天知は「今までに歴史にも名を残している人、実在した人物を演じて来ましたが、こうして故人の遺品などを手に取ったことはなかった――故人が握った柄を私が今、同じように握っていると、手の平からじわじわ身体に何か感ずるような気がして、今までにない責任と意欲が湧いてきます。必ずいいお芝居にしてみせます。是非観て下さい」と児玉氏に約束して、そのあと同町岡山にある華蔵寺(=けそうじ:住職黒柳建英氏)を訪れた。この寺は、吉良公の菩提寺で有名だが、夕陽さす墓所に花を供えて合掌する天知は、あたかも一学が主君に言上中の図といったところ。

(中略)一行は公演の無事と成功を吉良公の墓前に祈願して帰途についた。


*ストライプの入ったスーツ&ちょっと派手目のネクタイで墓参り&正座して刀を眺めている写真あり(白黒)
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