産後うつと戦う

私は産後うつ経験者33歳2児の母。
産後うつの方が集える会を主催しています。会の情報もお伝えしていきます。

部屋の綺麗を保つ。

2007-01-30 10:29:01 | Weblog
 人を家に招くと否が応でも綺麗になる。綺麗にしなきゃって思う。来るまでは慌ただしく、ちょっとイライラも入りながら片づけ、掃除するけど、客が帰った後も「綺麗」が継続するから良い。最近は考え方の転換で、外で会うより、移動も楽だし、うちに来てもらおうかなって思うようになった。その時はランチなどを作って待つのだが、電車賃や子連れの移動の労力を考えたら、招いた方が楽。完全に部屋が綺麗な状態なわけでもないが、床の上だけは綺麗にして、要らないものはすべて高い棚の上に一端置く。簡易片づけみたいなもの。
 次女がつかまり立ちをバンバンしている。ハイハイのスピードもますますアップ。床が綺麗だと、床に放置しておけて、いろいろ自分的にも楽。次女は名前を呼ぶと返事をするようになった。部屋がめちゃめちゃでビデオカメラがどこにあるかしばらく紛失していたが、昨日おとといやっとみつけた。ビデオがなくなったことで、私はかなりイライラしていた。自分がどこかに持って行っておいてきてしまったのかもしれないとか思ったりして、警察に電話をしてみたり・・・。結局、たまに使うバッグの中に入っていた。子育て中のせいか、うつの影響か、物忘れが多い。
 昨日は高校の時の同級生が遊びに来た。彼女は結婚して3年くらい経つのだが、まだ子供がいない。旦那さんが子供を作るということにに興味がないらしく、それを悩んでいた。もし子供が出来ても協力してくれなさそうっていうことも言っていた。やはり、子育ては母親だけではいっぱいいっぱいになってしまう。最大の協力者は父親であって欲しいと思う。
 日曜に主人が久々に休みで長女と公園に行った。長女はパパと公園に行くのが念願だったようでとても喜んでいた。そしてわがまませず聞き分けのよい子でいた。わがまましたらパパと一緒に公園に来れなくなるって思っていたのかもしれない。
 産後うつの集いに関する問い合わせが1件来た。その方は昔産後うつになったことがあるということで、今子供は幼稚園に通っているとのこと。今現在産後うつでなくても、一度なったことのある人はきっと、その気持ちしみじみ分かってくれるだろう。次回の会に参加してくれると良いのだが。

産後うつの集い2回目。

2007-01-23 09:46:28 | Weblog
 昨日は2回目の産後うつの集いを開催した。参加者は私も含め5人。前回の4人に加え、もう一人の参加であった。市の広報に開催日程を載せたものの、それを見て参加した人はいなかった。今回から参加費を100円(お茶代)として、開いた。私自身は前回の時より回復した感じ。もう一人の産後うつの方は、お子さんと別々に現在暮らしていて、3月から一緒に住むことになっているらしい。他の参加者の方は産後うつではないが、子供の病気のこと、保育園のことなど、心配に思っていることなどを話していた。今回の会で思ったことは、一応、産後うつのママのための集いということになっているが、参加している人は産後うつでない人もいたりして、メインの産後うつの方が居づらくならなければいいなーということ。前回に引き続き来てくれたのだから、そういうことはないのだろうけど、ちょっと気になったりもする。
 集いの後は、お弁当を買って、子供支援センターで食べた。本当に、自治体で産後うつのママのための集いを開催してくれればいいのになーって最近思う。場所と時間を設定してくれればいいだけのことなのだが、なかなかそういう取り組みは見られない。自分のこういう意見を自治体に伝えて来年度からの取り組みで入れてもらえないか打診するのが良いのかなとも思う。先日、うつの集いの主催者の方が、市の保健士からもらったというパンフレット、名刺などを届けてくれた。私自身もうつなわけだから、市の保健士に相談してみるのも良いかもって言ってくれた。ずっと連絡するかどうか考えていた。だけど、今は回復傾向にあるし、返って私自身の生活にアドバイスをもらうことがどうなんだろうっていう気持ちでいる。ただ、これから産後うつになる人への取り組みとして、集いの開催はあった方が良いような気もする。保健士が一軒一軒体調や気持ちが不安定なママさんの家に訪問するという取り組みはすでにある。だけど、それだけじゃうつから抜け出す方法にはならないような気がする。やっぱり産後うつの人って同じ境遇の人の話を聞いたり、時間を共有したいんじゃないかって思う。私の勝手な思いこみかもしれないけど・・・。子供支援センターに行けば、他のママさんたちもいるけど、産後うつの人ってその場で自分が産後うつですって言うことを打ち明けられないし、健康なように装ってしまう。最初から産後うつの人だけが集まる会だって分かっていれば行きやすいのではないか。この意見を放出するか否か。

掃除。

2007-01-18 14:28:35 | Weblog
 友人が明日来るので、数日前から部屋の掃除を本格的に始めた。カーテンを洗ったり、結露で汚れた窓を掃除したり。換気扇、ガスレンジの掃除、ベランダの掃除などなど。完全に部屋全部が綺麗になるわけではないけれど、少しでも綺麗にしようっていう気持ちでやっている。掃除が出来るようになったんだから、うつの状態も良い方なんだろうなって思う。
 最近、薬を飲んでない。1週間以上飲んでない。飲まなくてもそれなりに過ごせる。「それなりに」っていうのが重要。適度に、ゆっくり自分なりに過ごせばよいのだろうと思う。
 来週月曜に2回目となる産後うつの集いを開く。広報に載せたものの、問い合わせの電話などは全くない。見てもらえてないのかなー、産後うつの人いるはずだけどなーとかいろいろ考える。いきなり、すごい人数会場に来たりして・・・なんて前向きに考えたりもして。
 ブログ見ている人で参加したい!っていう人いたらコメント欄にメールアドレス書いて下さい。詳細を折り返しメールします。ちなみに場所は都内JR中央線沿いです。

意味不明の吐き気。

2007-01-08 15:12:07 | Weblog
 主人は3連休もすべて仕事。家族の時間を確保するべく、主人の職場についていったが、意味不明の吐き気。朝礼の貧血みたいな感覚。外に立っていることが出来ず、次女と一緒に車の中で・・・。長女をあやしつつ、車中で休むものの治らない。持って行ったお弁当も食べる気なし。仕方なく、長女にだけ食べさせて、代えることにした。気持ち悪さで事故らないか心配になりつつ自宅へ向かった。運転は集中力がなく危なっかしい。途中、お店の駐車場に止めながら帰った。自宅についてしばらくすると、だんだん気持ち悪さも抜けて、いつもの状態に。落ち着いて考えた。・・・きっと心理的なものが体調に現れたんだ。学校に行きたくないと思うとお腹が痛くなるような現象。自分がその場に歓迎されていないと思うと、だめなんだ、きっと。なんで来てるんだって思われているのではって感じたり、実際にそういう目や態度を目の当たりにする→心理的にきつくなる→帰った方がいいよってからだがサインを示す。そういう仕組みなのだろう。しばらく、主人の職場に行くのは止めよう。休日は無理せず、近くの公園で長女を遊ばせよう。そう思った。

夫婦の関係。

2007-01-07 19:43:33 | Weblog
 新年始まってから、主人の私への対応が変わってきた。主人も私がうつであるということを自分の親しい友人に打ち明けて、すっきりした様子。きっと、そこで何かアドバイスされたのかもしれない。正月三が日に3kg急激に痩せたことでも、これはやばいって思ったのかも。私の話をゆっくり聞いてくれるようになった。子供たちが寝てから夜中の1時2時まで。前だったら、俺は疲れてるって言って終わりだったのに、この変化に私自身がすごく驚いている。私の心理に地下図工近づこうと努力しているのが分かる。それを見ると私もそんなに無理してくれなくてもいいよって思いやりの心が自然と湧いてくる。夫婦でしっかり会話が出来ていると自然と体の調子も良くなる。ちょっとした空いた時間にちょこちょこって片づけしたり・・・。一瞬だけ前の私に戻ったような気がした。今日はお弁当を作って、主人の職場に行って、みんなでお昼を食べた。そういう1時間とかも良い時間だなーって思えた。
 図書館に行ったらうつ病に関する本があったので借りてみた。気が向いたときに読んでみようと思って。その感想、内容は後日、ブログに載せようともう。

初病院。

2007-01-05 13:59:23 | Weblog
 昨日、今日は比較的落ち着いて過ごしている。そうできる要因は分かっている。主人と落ち着いて話をする時間を持つこと。主人も仕事で頭がいっぱいいっぱいでなければ、こうやって私の話につき合ってくれる。いつも思う。子育て中のパパは仕事の任務の上で少し免除されるような仕組みがあればいいのになって。子供の夜泣きがひどい家だってあるし、帰ってきたって子供の面倒が大変な分、仕事では少し楽な部署に着けるような制度。そしてそれが昇給などに響かないような制度。日本は少子化著しいのに、対策がいまいち遅いような気がする。少子化っていう言葉が出てきてから、今までで何が変わったのだろう。出産手当金が30万から35万円にアップしたことくらい?育児休業が1年から3年まで引き延ばすことが出来たってこと?だけど、1年以上取ると給料は0になる。実際は取りにくかったりしない?産婦人科だって少なくて、どこもめちゃめちゃ混むし。って愚痴から始まってしまった・・・。
 最近、私の周りの人でもうつ気味の人が多い。これは産後うつに限らず。そういう社会なのか・・・。よく物事考える人ほど、うつになりやすいって言ってた人がいた。そうかもしれないって思うようにしている。次女が寝ている間に夕食のおかずを1品作った。この1品作るっていうのが大きい。長女が保育園帰ってきてからでは何も出来ない。
 次女が風邪をひいた。初病院。耳鼻科に行った。じゅるじゅると鼻水を機械で吸われ、大泣きの次女。かわいそうだけど、爽快なほど管を通っていく鼻水。こんなにたまってたんだ。って思った。薬が処方された。これまた初薬。9ヶ月まで病気とは縁の遠い子だったから。私がうつなのと反比例に次女も長女も健康。ありがたい限り。

寝正月。

2007-01-03 16:07:41 | Weblog
 お正月3日間は結果として寝正月だったような・・・。普通、寝正月というと疲れを癒してその後の仕事に備えるぞ的なところがあるけど、うつの寝正月は怖い。うつが寝たきりになるって結構気持ち的にやばいところにあるってことかなって自分では思う。
 主人と長女が高速道路の帰省渋滞を逃れるために今朝帰って来た。部屋の中の荒れ放題の様子に主人も絶句気味。それもそう。だって、流しには2日前の食器がやまもり。洗濯物も2日前に洗濯したものが、干されずに置いてあるし。次女のおむつも替えはするけど、それをトイレまで持って行って捨てることが出来ない。これじゃあ、帰ってきても嫌な気分になるだろうな。そのあと、私はずっと寝込んでいた。主人と長女が主人の実家に滞在している間に、私はちゃんとした食事というものは1度だけしか取らなかった。きのう、次女の離乳食を買いに出たときにドトールで食事をしたのみ。次女の離乳食も全く作る気がしなかったので、瓶に入った市販のものを利用した。昨年末の旅行時に市販の離乳食を使ってみて、食べるということが分かったので、利用できるものは利用しようと考えを切り替えた。
 ちゃんと食べないとおっぱいも出なくなってくる。離乳食に使っていた粉ミルクを調合して飲ませようとしたが、飲み慣れていないせいか、哺乳瓶のゴムの口が嫌なのか、飲んでくれなかった。離乳食を結構食べてくれるのでそれでどうにかこうにか過ごした。
 食事をちゃんとしてないせいか、うつのせいか、寝ていても手がしびれる感じがする。足もひんやりと冷たい。血が通ってないかのよう。血液の状態も悪いのか。
 さっき、主人が長女と次女をつれて散歩がてら買い物に行った。みんながいなくなって初めて寝室から出てこれる。家族に対しても引きこもり気味になってきた。主人は主人の実家で私がうつなことを話したようだ。それはそれで良いと思う。私も主人の実家に行かない理由をちゃんと言ってくれて良いと主人に言ってあったから。主人しては自分の親族には私がうつっていうことをあまり言いたくなかったようだが。だけど、実際うつなわけで、代えようがない事実。主人の実家で長女は良い子でいたらしい。暴れることもなかったようだ。前に比べるとかなり成長した。私がうつなせいもあるのかな。長女と初めて電話で話をした。離れて夜を過ごしたことって次女の出産の時以来。電話は初めて。いつもはすぐ怒りたくなってしまう長女だが、距離を置くと、とてもいとおしく思えた。私に心配をかけぬよう、元気だよって言ってくれている気がして。
 明日からは長女の保育園。朝もちゃんと起きなくてはならない。年末年始の忙しい時期はうつの人には良くない時期。このブログを見てくれているうつの方もきっと、辛かったりするのかなって思ったりもする。一度沈んでしまうとある程度まで回復するのにとても時間がかかる。なんどかリバウンドを経験しているからしみじみ分かる。脱出なんて言葉は遙か彼方へ飛んでいった。

元旦から。

2007-01-01 12:31:38 | Weblog
 結局、主人の実家には主人と長女で行くことになった。私と次女はお留守番。次女が鼻風邪で鼻水がすごくて、下痢気味っていうこともあったけど、私のうつ状態が良くないので・・・。今朝は全く起きられず目を開けていても体が布団にへばりついているかのよう。主人に泣きながら状況を言ってどうにかこうにか行かないということになった。主人と長女が部屋を出て行って、不安定だった気持ちが少し落ち着いた。いつもの生活に戻ったような・・・。私の中で基本が、私+次女の構成になっているのだろう。
 主人の実家は高速道路を使って車で2時間半くらい。長女を後部座席に乗せて暴れさせずにいけるかがちょっと不安だったみたいだけど、長女はウキウキでついて行った。大暴れしなきゃいいけど。
 昨日の夜からはずっと右目のまぶたが痙攣している。きっと精神的なものの表れなのかもしれない。うつ病ってあんまり表には出ないから分かりづらいけど、そういうちょっとしたことはあったりする。頭痛とかもその一種か。だけど、内科の病気と違って数値とかで病気の度合いが表せないから困る。数値とかで出てくれば、そのデータ表をバンって主人に見せて対処法を考えられるのに。そうもいかないのがうつ病・・・。いつになったらうつ病とおさらばできるのか。上がったり下がったり・・・。でこぼこした断面が上下いている感じ。きっとその上下を止めるよりもまずは、断面を出来るだけ平らにすることが、大事なんだろうって最近思う。でこぼこした断面に、旅行などの大きなレジャーを乗せても斜めのままだし。多分、毎日のちょっとしたことの積み重ね、達成感、手応え、喜びがその凸凹をうめてくれるのだろう。そうすれば、多少の上下だって何てことなくなるんじゃないかってイメージしてる。だから、主人と長女がいない3日間の間に凸凹を少しならしていたい。そして帰ってきたときに今日よりはマシな態度でいたい。まずは洗濯をして基盤を整えよう。