不愉快

連日、中国の反日デモが伝えられている。
始めは観るのがイヤだった。
が、ここ暫らくはジッと観ている。

「どこまでやりはんねやろ？」と言う思いと
悔しい思いの中にナンか冷めた気持がでてきている。
もしかしたらこれは日本人独特の感情なんじゃないかと思い始めた。

腹は立つ！忌々しい気分もある。
でも呆れてしまうと言うか。。。
これはよくテレビで言われてる「冷静に！」って言うのとは少し違う気がする。
人間、冷静でいられたり居直れたりするのは
懐刀を持っていたりバックボーンがある時ではないかと私はいつも思っている。

「ええん？そんなんしてええんか？これ以上やったら。。。解ってるよなぁ。。」
みたいな冷静さと
「我慢しましょ！」みたいな冷静さは全然ちがうと思うのだ。
日本は後者の感じがする。

今の日本に懐刀や確かなバックボーンなどありはしない。
じゃぁどーすれば？と言われたら困るんだけど
怒るだけでもダメ！我慢するだけでもダメ！
今の日本の状態で大人な対応って本当に難しい。

テレビを観ながら腹立ち紛れに
「デモもええけどさぁ。。そんな漢字ばっかりの看板では解らんわぁ！
日本語勉強してから書けよ！」と呟いている。
（「日本地獄へ行け」と言うのはあったが）
今頃、デモするなら先に「尖閣を売ってください。」と言えば良かったんちゃうん？
ムリだろうけど。。。と思ったり。
そう言いながらも腹立たしさより、いろんな事が心配になるのは相手の思うツボなのだろーか。
映像を観ていると交わるところは皆無の気がする。