ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

エンシェント・クリスマスソングの記憶 中世のパリでホンマに、こんな曲が作られていたのけ!?①

2024年12月22日 | エンシェント・クリスマスソングの記憶
  


 ※このページは
2008年6月15日の
14時36分21秒に
gmproject代表者 (故人)
により前半ブログで
一度公開された後、
非公開となっていたものを
編集し直して
こちらで再度公開しました。

後半作者∶ trikoshitrisaより


 ホレイス・ウォルポールさん
(1717-1797)が、
いくら18世紀英国当代一の
ゴシック・オタッキー

だったとしても、
この曲を聴いた事は
絶対無いでしょうな!
衝撃のゴシック音楽、
12世紀末にパリで作曲された

「地上のすべての国々は」 

を ― 。

 昔NHK FMで
早朝に放送していた、
「バロック音楽の楽しみ」
という番組の中で、
解説者の皆川達夫さんが、
「バロック音楽の時代には、
中世の音楽が聴かれたり、
演奏されたりは
していなかった。」

― とおっしゃっていた
記憶があります。

皆川達夫さん、
中世音楽の方が
より専門らしいので、
実際そうだったんでしょう ― 。

 だから、
ウォルポールさんが
別荘を中世風にして、
中世関係の物を集めまくっても、
こと音楽については
どのような曲があったのかは、
何しろ楽譜も現在の五線譜とは
全然違う表記法なので

― たとえ所持していても、
暗号解読インポッシブル状態で、
想像も困難だったのでしょうな~。

 中世ヨーロッパの音楽は、
20世紀も中頃から研究が進み、
レコードやCDで聴けるように
なって来たようです。
でも、かなり最近まで、
実際聴くのは研究者・専門家・
音大生の方々だけだった
そうです。




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