ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

22-8 言わぬが鼻 

2019年05月12日 | 第22話 暴露合戦


 マルセルは、昔の伝奇物語の作者が、本当っぽく見せかけるために使った、
〈典型的言い回し〉を模倣しています。

 そういったのは「ドン・キホーテ」の中でも使われていて、
その事を知っているハリソン氏は、「物語作家か?」と言い返しています。

この後、マルセルのハリソン氏への不満と実態の暴露は更に続く事に―。

 続きは6月の初~中旬の予定です。

 ※第1~21話までは「漫画 ハリソンさんはカノ紳士 フランス通過編 前半」に入っています。


22-7 暴露合戦開始!

2019年05月12日 | 第22話 暴露合戦


 1コマ目のマルセルの表情―

 マルセルのハリソン氏への憤懣が爆発!

 この主従間(そして引き継ぎ作者の私)には、「イタリアは呼んでいる」の
クーガン氏&ブライドン氏のような会話センスは無いようです。

 ちなみに、クーガン氏は英国映画「トリストラム・シャンディ」の主演俳優と言うよりも、
日本では「あなたを抱きしめる日まで」と「ナイトミュージアム」と現在公開中の
「僕たちのラストステージ」に出てる人といった所でしょうか?

22-6 ここにも㌧だ伏兵あり! 

2019年05月12日 | 第22話 暴露合戦


 ノアイラさん、
朗らかに見えて実は細やか(小心?)な所もあるので、
この後の険悪な展開を予測し、
状況の転換を図ろうとしたようです。

 取って来ようとしているのは、
チョコミントクッキーみたいなので、
「カントリーマム」にもあったっけな。

22-5 別の話にしないでほしい 

2019年05月12日 | 第22話 暴露合戦


 マルセルの話の続きは、
後日マルセイユ港でのハリソン氏との食事中に
どのような内容だったかが明らかになります。

22-4 話を止めるな!

2019年04月07日 | 第22話 暴露合戦


ここからは、モノクロページとなります。

 マルセルの話の中(カレーの浜辺)から、
オテルの宿泊部屋内に戻ります。

 クレールは250年前の西洋の未婚女性なので、
まさか、宿泊中の男性客2人を、第一の目的に来てる訳がありません。

 J.オースティン小説の女性登場人物が、心中ではそうだし、
周囲もそれを認めていたとしても、将来の夫や恋人候補の男性と会うためには、
まずは、彼の血縁者の女性に会うという、大義名分が必要なのと同じです。

 この日は、元々ノアイラ(おかみさん)親子とオテル内で、英語の会を開く事になっていたのです。

 お気付きかもしれませんが、
ハリソン氏が若返っています。

 実年齢よりも若く見える設定なので
これをいい機会にとシワ消しさせてもらいました。 
前編の部分については、あえて修正しませんが、
ここから先は、しばらくウェブアートデザイナーで
修正して行くつもりでいます。

※ハリソン氏が更新休止中に美容整形した
という事ではありません。

 今回は、ここまでで、またできる時に続きを公開しようと思います。
予定では5月初旬くらいです。