若殿の気ままな独り言

日常生活で見聞きしたこと感じたこと、はまってるマカオ/Macau/澳門のことなど、勝手気ままに書き綴ります。毎日更新!

小銭の賢い管理術!  外出時には「777円」を用意して・・・ 

2014-07-03 10:00:00 | 世事雑感
 最近、財布の小銭がずいぶん増えた気がする。4月に消費税率が8%に引き上げられ、買い物の代金に端数が出やすくなったせいだろう。小銭で財布が膨らむのは格好が悪いが、一円玉や五円玉を使い切るのも簡単ではない。小銭をためず、スマートに管理するにはどうすればよいのか。(以下、日経ライフから一部抜粋)

『  ある大手コーヒーチェーンのホットコーヒーは、以前はラージサイズが税込みで340円だった。しかし、4月の増税以降は345円に。100円で買えた2杯目も、増税後は108円になった。以前は十円玉以上の硬貨だけで買い物がすんだのに、今は五円玉と一円玉で払ったり、お釣りをもらったりすることになる。財布が膨らみ厄介だ、と感じた人は少なくないはずだ。

 現金で支払う限り、小銭のやりとりは付きまとう。だから、小銭は持ち歩くしかないが、財布の負担にならない程度に抑えたい。額の目安はあるのだろうか。
 たとえば、外出する際、代金がどんな端数でも対応できるようにするなら、五百円玉と五十円玉、五円玉が各1枚、百円玉と十円玉、一円玉が各4枚の合計15枚、999円を財布に入れればよい。だが、最初の買い物はともかく、2度目の買い物でも釣り銭を受け取らずに済むとは限らない。それに15枚はやはり多い気もする。


 ファイナンシャルプランナーの山口京子さんは、ちょっと少なめに小銭を持つことを提案する。その額は「777円」と「888円」。硬貨は「777円」だと五百円玉と五十円玉、五円玉が各1枚、百円玉と十円玉、一円玉が各2枚。「888円」なら五百円玉と五十円玉、五円玉が各1枚、百円玉と十円玉、一円玉が各3枚だ。777円なら硬貨の枚数は9枚で、「この程度なら財布は膨らまない」(山口さん)。888円だと12枚になるが、端数により対応しやすく、釣り銭は増えにくい。

レジ待ちを活用
 もっとも、買い物のたびに財布の小銭の枚数は変わる。小銭を増やさない支払い方をするのも鉄則だ。代金の端数が7円で、ちょうどを出せない時は12円出して、5円のお釣りをもらう。8円なら13円だ。このやり方なら硬貨計3、4枚を出して受け取るのは1枚。小銭は大幅に減る。
 レジ待ち時間などに財布に小銭がいくらあるかをチェックし、使い方をシミュレーションする。「そうすれば、適切な小銭管理にもつながる」と山口さんは指摘する。

たまった小銭を自宅や職場でためている人は意外に多いようだ。五百円玉に限った「五百円玉貯金」はその一例。硬貨を問わず、専用の貯金箱やケースにためたり、必要な時に必要な分を持ち出したり。それも財布を小銭で膨らませない一つの方法だろう。


ATMの1回の硬貨投入枚数には制限があることが多い

 どうせなら、さらに一歩進んで、増えた小銭を気が付いたときに金融機関の口座に入れてしまってはどうだろうか。銀行の本支店にあるATMは1回50~100枚を限度に小銭が預けられるものが少なくない。たとえばみずほ銀行は本支店のATMの6割が小銭対応だ。職場や自宅付近で立ち寄りやすい支店に口座を作り、貯金箱代わりにすればよい。小銭が数カ月もたまればまとまった額になる。

 銀行に行くなら両替をすればよい、と考える人もいるだろう。だが、大量の小銭を両替すると手数料がかかることがある。1日の利用回数などに制限を設けている銀行も多い。たまった小銭が手数料で消えるのはもったいないだろう。表に三菱東京UFJ銀行の手数料を示した。他の金融機関も手数料を設定していることが多い。しかも、金額は様々だ。両替前に必ず確認しておこう。



電子マネーが得
 もちろん、小銭の管理はとにかく避けたいという人もいる。その場合はクレジットカードや電子マネーを活用するのが、最善の方法だ。
 中でも電子マネーにはお得感がある。4月以降、電子マネーと現金で支払料金が異なる商品が現れたからだ。代表例が電車の運賃。JRや私鉄で「スイカ」などの電子マネーを使うと、現金で切符を買うより安くなることが多い。

 現金での買い物で小銭との付き合いが増えるのは避けようがない。財務省は今年度、五円玉を1億枚、五十円玉を1000万枚製造する方針。一円玉も2013年度の2600万枚から6倍以上増やし、今年度は1億6000万枚つくる。消費増税による釣り銭需要に対応するためだ。

 だが、過去の消費増税に比べ、増える小銭に対処する環境自体は整っている。電子マネーやATMなどを上手に活用し、効率的な小銭の管理を目指そう。  』