そんなばかな

時事ねたニュース報道にそんなばかな

お前のかあちゃんデベソ・・・

2006-07-18 12:49:55 | Weblog
ジダン選手と国を守る意識

新聞やマスコミでジダン選手の暴力行為を非難している人たちがいる。

子供達に悪い影響を与える暴力は許せない、スポーツは神聖なものだと
いう識者やスポーツ関係者がいる。もちろん正論で反対するつもりはない。
何もしていない人に暴力をふるうことはあってはならない。

事の真相はともかく、ジダン選手は暴力行為という罪にルールどおり退場
という罰で贖ったはずで、さらに追い討ちをかける識者やスポーツ関係者
こそ卑怯者だ。 ルール以上を科せとでも言うのか。


新聞等によると、マテラッツィ選手の暴言が原因との事、ビデオを見る限
りでも、プレーに戻ろうとするジダン選手に執拗に暴言を繰り返している
と見える。


私はジダン選手が自己の行動に対する退場の罰にも言訳をせず、引き下
がったことはルールに従うスポーツマンとしての清々しさを覚える。 一方
後のテレビで見るマテラッツィ選手の言訳、言い逃れ姿勢には辟易とする。

ジダン選手の行動は家族のためには戦いも厭わない強い意識から出たも
ので、国を守る意識もこれと同じであろうと想像する。


「拉致者は死んだ」を繰り返す、「気に入らない。ミサイルを発射するぞ」
という 『暴言』 の国。 ODAをもらってるくせに「靖国参拝するな」など
『恫喝』 専門の国。

これらに対してはジダン選手にも似た家族や名誉守るという強い意志と行
動を示してもらいたい。 これが牽いて国を守ることにもなる。

闇雲に暴力反対、制裁は慎重にという正論だけを持ち出す政治家、識者
はまず事の公正さを示した上で正論を述べるべきだ。 我々や子供達が
今知りたいのはあなた方の公正さの定義なのだ。

ジダン選手、マテラッツィ選手に対するFIFAの今後の決定にも是非注目
してゆきたい。

それによっては、試合中のサッカー少年が  「お前のかあちゃんデベソ」
と言い始める日も近い。

いやいや、サッカーだけではない。 春夏の甲子園でも・・・・・ 応援団も


相撲協会は勝敗に早くからビデオ検証を取り入れ公正さを保っている。

これはどうだ

相撲協会北の海理事長は、露鵬の一件で暴力行為に対し、3日間の出場停
止処分と、体を鍛えた力士が暴力を振るうことについての質問に「相手が向
かってきた場合はどうなのか。カメラの方が前に出てきたこと(が原因と)も
考えられる。(カメラマンが)力士に近付いて撮ったかどうかも検証しないと」。


マスコミは取材による暴力と受け取れる行為はなかったのか確認・検証せよ。