昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

比叡山

2011-08-04 | 旅の風物
標高840mを超える比叡山に上がる。さすがに吹く風は少し涼しく感じる。暑い京都の背後にあっても、これほどの違いがあるとは…。

根本中堂(東塔)がメインで、横川・西塔と比叡山ドライブウエイを走ります。




深遠な森の中に、天台宗の総本山比叡山の根本中堂がこの葉隠れに見えます。





禅男善女の為の宿坊の役目をするビルがあり、1階ロビーの休憩室からの眺めです。足下に琵琶湖が俯瞰できる。






宝物館の玄関前には、多数の沙羅の木が満開です。






次に、最も北の峰の山中に横川(よかわ)中堂があります。ここの僧坊には伝説の荒法師、武蔵坊弁慶も所属していたといいます。法然(浄土宗)親鸞(浄土真宗)らも、ここで修業を積んだ。





赤く染まった楓の大木がよく目立つ。





さらに別の場所では、真っ赤なモミジが天に向かって伸びている。





再びドライブウエイを南に戻り、西塔に向かう途中にある展望台からの琵琶湖の眺望がよろしい。

 三角形の烏丸半島が見え、水生植物園の風車が見える。右手には近江富士と言われる三上山が見える。その麓には、横一線のラインが東海道新幹線である。後ろには鈴鹿山系が連なる。





西塔の案内図である。





法華堂と常行堂を廊下でつなぎ、弁慶の「にない堂」とも言われ最澄が建立した。
 阿弥陀仏の周囲を歩きながら南無阿弥陀仏を唱える常行三昧堂、法華経を一心に唱え続ける法華三昧堂。
 






本堂の釈迦堂は、端正な姿で、堂々としている。




本堂から石段の向こうの「にない堂」の方を見る。境内は落ち着いたすっきりとした印象である。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2011-08-04 05:23:14
弁慶は元々ここの修行僧だったんですね
そういえばドラマでそんなシーンを見た記憶があります

それから釈迦堂の建物本当に綺麗な形ですね
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比叡山 (地理佐渡..)
2011-08-04 05:30:57
おはようございます。

久しくこの地を訪ねていませんが、
節々に以前見た風景が出てきまして
懐かしいような、いやまた行きたい
なぁと感じたりです。
古い歴史を持つ比叡山。たまには
深い杉木立の中の道をのんびりと歩
きたいものです。

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アガリさんおはよー (tetu)
2011-08-05 05:35:55
 弁慶という名であったかどうかも不明ですが、紀州の闘鶏神社などでは語られますね。横川の荒法師ですね。
 深山幽谷も道路から離れているので、気分が出ます。
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地理佐渡さんへ (tetu)
2011-08-05 05:38:36
 ここも神域で寺域で、古い時代の植林でも自然が残されているようです。
大雨大変だったようですが、どうですか。
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比叡山 (旭川3sen6gouの まりあ)
2011-08-08 10:54:08
高校の修学旅行で、行きました。
根本中堂の前で記念写真を撮りました。
以後行ったことなしです。(笑
高野山と類似で、深遠な場所ですね・・。
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旭川のまりあさんへ (tetu)
2011-08-08 16:59:01
京都の中の旧跡巡りが終わるころ、いつか東山三十六峰の比叡山に上がってみたくなります。
 鎌倉仏教が次々と世に出てきた時代が生まれたのも、比叡山の修行僧たちでしたね。
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