女一人で地球散歩

2016年11月6日よりスタート!!!本能のままに!地球散歩へ行ってきます:)

自然が織りなす美しさ

2017-04-27 15:44:34 | Bolivia🇧🇴
3/6

昨日の激不味料理に意気消沈し、一刻も早くウユニを出たくなった我ら。

しかしまだサンセットツアーに行っていないため、まだウユニを出るわけにいかないのだ。


本当は昨日のサンライズから帰ってきてからツアーに行けば良かったのに、私がダラダラしていたために、行けなくなってしまったのだ。
今更ながら、ともくんに申し訳ない…


それなら今日行くか!
と言いたいところだが、天気がどうにも良くない。

綺麗な夕焼けを見るには、天気が重要になる。
雲が多かったら、せっかくのウユニ塩湖に沈む夕日が見えないからだ。





天気が悪いのなら…
仕方ないよね!!!









今日もダラダラ決定\( ˆoˆ )/












いつまでも部屋で寝ていても仕方ないので、街へ繰り出す。


朝ごはんはもちろんエンパ♡
エンパLOVE。
毎日食べても飽きない。




服を見たり、メルカドを覗いたり。


ローカルはメルカドは見ていて面白い。
スペイン語は全く話せないので、ジェスチャーやら何やらで買い物をするのだが、それが通じたときの快感はなんとも表現し難い\( ˆoˆ )/笑





何回か行っている店があり、そこの店員のおばちゃんが面白い人だった。
行くたびにニヤニヤしながら左手の薬指を指差すのだ。


どうやら我々を新婚旅行と思っているようだ。



最初は否定していたが、面白いので

「si!!」

と、唯一知っているスペイン語で返した。
ちなみに「si」は「yes」ね。




ホステルに戻るがダラダラ。

こんなにダラダラしてていいのだろうか。
軽く自己嫌悪になるくらいダラダラしていた。
そしてここ数日で気になることが…。





歯が痛いのだ。







奥歯が痛い…





日本を出る前に、歯の治療は全て終わらせてきた。

しかし痛い。



長期の旅人の間での決まりごとは、



歯の治療は日本を出る前に終わらすこと。



だ。




それは何故か?

海外旅行保険では歯の治療が保証されないのだ。
そのため海外で歯の治療となると、馬鹿高い治療費がかかることになる。
ただでさえ日頃から節約をしているのに、歯の治療費に大金は出せない。
というか海外で歯医者なんか行きたくない…



しかしそれも諦めざるおえないか、と思うほど歯の痛みは酷くなっていた。
歯が痛くて頭痛までする。

そのため不味い食事が更に不味くなる→テンションが低くなる


という、負のスパイラルに陥りつつあった。



一時帰国しなきゃヤバいかな…、とまで思いつめていたくらいだ。



そんな中で、ともくんがウユニに韓国料理屋があるという情報を見つけた。


歯は痛いが美味いもんは食べたい。
歯の痛みより食い意地が勝り、早速韓国料理屋へ。




私はビビンバを注文。
歯が痛いくせに、なんてものを注文するんだ、自分の馬鹿!
と、心の中で自分を罵倒したが、やはり食い意地が勝ってしまった。






ビビンバ…







ウマ━━━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━━━!!







いやぁ、美味しいです…



米美味い…




歯が痛いため、片方の歯でゆっくりゆっくりと咀嚼する。





食べ終わる頃には顎が疲れていた。




いやぁ、美味しい食事っていいですね…




3/7

今日こそサンセットツアーに行く!!!

というわけで、早速サンセットツアーに申し込んだ。

サンセットツアーはその名のごとく、夕日を眺めるツアーだ。
日が陰る前にウユニを出発し、夕日を眺めたら帰る、といった感じだ。



メンバーは日本人の大学生の女の子が二人、
台湾人の男女が三人、そして我々二人の七人だ。


大学生の二人は二年生だという。
ペルーから入り、雨季のウユニ塩湖を見てから帰るという。
何度も書いたが、雨季のウユニ塩湖は本当に日本人の大学生が多い。
ちょうど大学の春休みと雨季が被るからね。


台湾人の三人はみんなとてもフレンドリーで元気だった。


「どうして日本ではウユニ塩湖が人気なの?」

と、不思議そうに尋ねてきた。


確かに今の時期のウユニは日本人だらけだからなぁ…


「台湾でウユニはメジャーな観光地なの?」

と聞くと、

「全然!台湾人は冒険するのが嫌いだから、近くにしか旅行に行かないの。1番人気なのは日本かな」


確かに台湾から日本って近いしねw



ワイワイと話すうちに車は塩湖に到着。








…ん?
なんかこの間と違う…







水が無い…











ここ最近雨が降っていなかったせいか、この前きたときは水が沢山あった場所は、真っ白な塩の大地が広がっていた。
ウユニ塩湖の鏡ばりのベストシーズンはその年にもよるが、大体3月の半ばくらいまでだ。
年によっては2月末で塩の大地になってしまうときもある。






もうそろそろ乾季なのかな…





ドライバーさんは車を奥にまで走らせ、鏡ばりの場所を探してくれた。


しばらく走ると、なんとか鏡ばりが見れる場所に到着した。









青い空が湖面に映り込む。
この前とはまた違うウユニ塩湖の姿に驚き、美いとも不思議とも言える光景に立ち尽くした。






湖面に空と雲が映り、何とも言えない光景だ。
まるでアートのような世界。





ともくんに撮ってもらった(ᵔᴥᵔ)



地平線が広がり、果てしなく広がる世界に目を見張る。
地面に空がある。
地面に雲がある。



目を凝らすと、遥か彼方に虹が見えた。






陽が傾き、青空が淡いオレンジ色が加わってきた。
徐々に空が暗くなり、淡いオレンジ色は濃いオレンジ色になった。









空の色が変わっていく様は、あっという間だった。
まるで自然のドキュメンタリー映像を見ているような気分で美しい空の変化に魅入り、黙って空を見続けた。








オレンジ色の空は次第に赤みを増し、ウユニ塩湖は闇に包まれた。
自然が織り成す光景は、どんなものよりも美しい。
毎日変わる天気の中で、同じ光景は二度と見れないのだ。


他のメンバーも同じようにこの光景に見入っていた。
そしてツアーが始まってからすぐに気になることがあった。


同じツアーの台湾人の三人を、どこかで見かけたことがある気がしていたのだ。

記憶を手繰り寄せ、思い出した。




ペルーのレインボーマウンテンだ。








念のため聞いてみる。



「あなた達、ボリビアの前にペルーのレインボーマウンテンに行った?」


キョトンとする三人。


「ペルーのレインボーマウンテンで、あなた達に似ている三人を見かけたんだけど…」


ここまで言うと彼らは、



「ああ!!わかった!!凄いしんどそうに登ってた人だ!」








はい、めちゃくちゃしんどかったです…





南米のルートは大体ペルーからボリビアに下る人が多いため、このようにまた再会することもある。
彼らのうち男女二人はカップルで、一緒に仕事を辞めて世界を旅しているらしい。
お互いの旅の話です盛り上がり、楽しい時間を過ごすことが出来た。



周りがすっかり真っ暗になる頃、車は再びウユニの街へと戻ることに。



デイツアー、サンセット、サンライズ。
3つのツアーに行けたため、そろそろウユニを離れるか…



ここ数年で爆発的にメジャーになったウユニ塩湖。
しかしウユニ塩湖の地下には莫大なリチウムがあるらしく、世界各国がその資源を狙っているらしい。

ウユニはウユニ塩湖で成り立っていると言ってもいい場所だろう。
多くの観光客が訪れ、ツアーにお金を投じていく。
しかしウユニの街から来る車のタイヤの泥がウユニ塩湖を汚している、という事実もあるらしい。



資源が眠る場所として狙われるウユニ塩湖。
観光客が来れば来るほど汚れていくウユニ塩湖。


何年かしたら、あの鏡ばりの光景は見れなくなってしまうのではないだろうか。


結局は人間が介入することで、自然を破壊しているのかな…
複雑な気持ちで、闇に包まれるウユニ塩湖を後にした。



3/8

ツアーを満喫したので、次の目的地のバスチケットを買いに行くことにした。

そして私はウユニ以降の予定が白紙だった。
本当に白紙だったのだ。

南米に関してはガラパゴス、ペルー、ボリビアに行ければいいと思っていたので、その後のルートを何も決めていなかった。



はて、どうしようかな。



ボンヤリとしている私とは反対に、ともくんはちゃんと次の目的地について調べていた。
彼の目的地はアタカマ砂漠。
なんでも星空が綺麗に見れるとか…



ほほう、砂漠か…


面白そうなので、私もともくんに着いて行くことにした。



街中へバスチケットを買いに行く。

無事買えたので、街中をブラブラし、ホステルに戻る。
さようならウユニよ、ダラダラしまくりだったけど…



夕飯はちょっと通りから外れたレストランへ。
ここはそんなに不味くなかった。
そして店員さんの男の子がめちゃくちゃ可愛い。


やたらとちょっかいを出してきて、ドランゴボールネタで盛り上がっていた。
食事を終え、会計時。



男の子がいきなり冷たくなった。



何故…??




あんなに楽しくお話ししたのに…





悲しい気持ちでレストランを後にする。


こんな気持ちでウユニを後にするとは…



とにもかくにも明日はウユニを発つ。





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