2/2
今日から2泊3日でサファリツアー!
スタッフがホステルに5時に迎えに来てくれる。
4:55頃にレセプションに行く。
誰もいない。
5分前だしね。
5:00
ぴったりには来ないよね~
5:15
向かってる最中かしら
5:30
あれ、まだ来ない…?
そして5:40過ぎにようやくピックアップのスタッフが現れた。
これがアフリカンタイムってやつか…?
前のブログにも書いたが、私は既に出発しているツアーに途中から参加する。
参加者たちの朝ごはんの時間に合流する予定らしく、車はキャンプ場へと走る。
街中で見かける車は、ダルエスサラームと同じようにほとんどが日本車。
中でもTOYOTAがダントツだ。
そしてその車は「◯◯幼稚園」や、「◯◯株式会社」などと車体にプリントされたものがかなりある。
どんな経路で日本からはるばるとタンザニアまでやって来たのだろうか…
車は街中を走り、草原地帯へとやってきた。
道路は整備されているが、両サイドには家やどはなく、だだっ広い草原が広がる。
そのまま走り続けると、牛の群れが現れた。
すぐ隣には赤い布をまとった背の高い男性が。
マサイ族だ。
マーサイ族(マーサイぞく、英語: Maasai people、マー語: ilMaasai)は、ケニア南部からタンザニア北部一帯の先住民である。人口は推定20 - 30万人程度と推測されている。一般的には長音符を付けない『マサイ族』と言われる事が多い。(Wikipediaより
民族と聞くと、秘境にいるようなイメージだが、マサイ族は普通に街中にいる。
アルーシャのホステルにいる守衛さんは、マサイ族の男性だった。
彼らは手足が長く、背が高くてスラリとしている。
元々は牧畜などで生計を立てていたけど、今は近代化が進んでいるとか。
マサイ族の村に行くツアーなんかもあるしね。
途中で、マサイ族のリーダー(王?)の家の前を通った。
スタッフによると、リーダーは21人の妻がいるらしい。
マサイ族は一夫多妻制だ。
にしたって21人って…
2時間ほど走り続け、車は参加者たちの朝食会場に到着した。
車から降ろされ、スタッフは帰って行った。
朝食会場に着いたが、何人かのグループがあり、どれに参加していいのかわからない。
朝食会場のスタッフに聞くと、テーブルに案内され席に着いた。
テーブルには5、6人の人たちが既に朝食を食べていた。
隣に座っていた女性は、ポーランド人だった。
どうりでわからない言葉をしゃべっていたはずだ。
彼女は8歳のお嬢さんと参加していた。
他の人たちもポーランド語を話していたのだが、たまたまポーランドの人たちが多く参加しているようだった。
他にダルエスサラームで数学を教えているという、中国人の青年が1人。
みんなフレンドリーで話しやすかったが、特に1番最初に話したポーランド人の女性と、彼女のお嬢さんがとてもフレンドリーだった。
お嬢さんはあまり英語は話せなかったが、いつもニコニコしており、めちゃくちゃ可愛かった。
私のボツワナでのサファリの写真を見せると、身を乗り出して見入っていた。
朝食を終え荷物を積み込み、バンに乗って出発だ。
最初に向かうのは、ンゴロンゴロだ。
ンゴロンゴロはセレンゲティ国立公園に隣接する、自然保護区であり、世界自然遺産でもある。
ここは巨大なカルデラであり、ここに住む野生動物達は、このカルデラから出ることはほとんどないらしい。
とは言ってもンゴロンゴロはかなり巨大なカルデラなので、外に出ることがなくても充分なのかも。
ンゴロンゴロへ向かう途中、ガイドの男性が車を止めた。
指を指す先には、メスライオンがいた。
ちょ、ちょっといきなりwww
不意打ちに現れたため、カメラをリュックから出そうとモタモタしているうちに、ライオンは草むらに消えてしまった。
必死に撮った一枚。
尻尾のみ
ンゴロンゴロへと向かう道では、多くのマサイ族を見かけた。
彼らの家畜である牛に混ざって、シマウマが一緒に草を食べていて、なんだか面白い光景だった。
とにかく広い。
だだっ広い。
そしてンゴロンゴロを見渡せる場所に到着した。
す、すごい
広!!!!
言葉のボキャブラリーが少ないので表現が乏しいのだが、本当に広いのだ。
天気も良く、目を凝らすと下の方には黒い点々が。
望遠レンズで覗くと、ヌーの群れだった。
しかもとんでもない数だ。
ついにライオンキングの世界に来てしまった。
車はしばらく走り、ランチ会場へと着いた。
ランチはサンドイッチと骨つきチキンとバナナ。
口の中の水分が取られる…
ランチ会場にもたくさんの動物達が。
鮮やかなベロア生地のような羽を持つ鳥、謎の巨大な鳥、トカゲ…
ンゴロンゴロを抜け、セレンゲティ国立公園へと向かう。
ここも世界自然遺産だ。
アフリカのサファリといえば、タンザニアのセレンゲティ国立公園、ケニアのマサイマラ国立公園が有名だろう。
国はまたぐが、お互い国境の近くにあるため、そこまで大差は無いと思い、セレンゲティ国立公園に行くことにした。
セレンゲティ国立公園はビック5と言われる人気の大型動物が見れるらしい。
ビック5とは、象、ヒョウ、ライオン、バッファロー、サイの5種類になる。
来たからにはやはり見てみたい。
しかし野生動物なので、見れるのは運次第だ。
インパラ、シマウマはめちゃくちゃいる。
道中で中国人の青年が何かを発見。
なんとチーター
何かを狙っているのか、茂みに身を潜めてまっすぐ前を見つめている。
よく見つけたもんである…
ビック5で1番人気なのは、ライオンだろう。
しかしライオンは暑い日中は木陰で涼んでいることが多い。
草むらの陰や、岩場の陰。
とりあえず日中にライオンを探すのは中々難しそうだ。
バンは走り続け、大きな岩場に到着した。
岩場の陰に、何かを発見。
ライオンだwww
暑いせいか、足を投げ出して昼寝をしている。
こう見ると、王者の貫禄はなく、大きい猫にしか見えない。
ライオンはネコ科の動物にしては珍しく、群れを作る動物だ。
ここでは1匹の雄ライオンしか見れなかったが…
しばらく行くと、草むらの陰にオスライオンが!!
ピンボケ…
興奮冷めぬ間も無く、道の真ん中にメスライオンが。
寝てる…
ライオンは狩を日暮れから夜にかけて行うため、日中昼寝をしていることが多い。
暑いさなかに無駄な体力を使わないためだろう。
ライオンに興奮する中、今度は大きな木の下にやってきた。
既に多くの車が停まっている。
太い木の枝の先に、何かが見える。
ヒョウだ
ヒョウは日中は木の上にいることが多く、しかも警戒心が強いため、ビック5の中でも見つけるのが1番難しいそうだ。
まさかこんなにすんなり見ることが出来るとは…
チビヒョウが2匹、そしてお母さんヒョウが1匹の親子らしかった。
望遠レンズで撮影。
暑いらしく、口呼吸をしていた。
バズーカレンズの人もいた。
凄い…
日も暮れてきた。
キャンプ場へと向かう道の途中にも、多くの動物たちが…
こんなに次から次へと動物たちが現れるとは…
次から次へと現れる動物たちに興奮しながら、今夜の宿であるキャンプ場に到着した。
みんなでテントを設営し、そのあとは夕飯だ。
夕飯会場は屋外のため、灯りに誘われて多くの虫がやってくる。
料理に虫がダイブなんて可愛いもんだ。
中国人の青年は虫が嫌いらしく、虫が入った料理に二度と手をつけることはなかった。
夕飯のあと、中国人の青年と、他の参加者と3人でお互いの国の学校教育、働き方の話をした。
中国はエリート思考が強く、子供の頃からたくさん勉強をするそうだ。
人口が多い分、競争も激しいのかな…
夕飯のあと、シャワーを浴びに行くがお湯が出ない。
タンザニアは日中は暑いが、夜はけっこう涼しい。
震えながら高速でシャワーを浴び、寝る準備をする。
キャンプ場とはいえ、後ろは草原だ。
夜は野生動物の鳴き声が多く聞こえた。
ここは彼らの住処であり、我々人間はお邪魔させてもらっている立場だ。
満点の星空を見上げたあと、テントに潜る。
明日は丸一日セレンゲティ国立公園でゲームサファリだ。
今日から2泊3日でサファリツアー!
スタッフがホステルに5時に迎えに来てくれる。
4:55頃にレセプションに行く。
誰もいない。
5分前だしね。
5:00
ぴったりには来ないよね~
5:15
向かってる最中かしら
5:30
あれ、まだ来ない…?
そして5:40過ぎにようやくピックアップのスタッフが現れた。
これがアフリカンタイムってやつか…?
前のブログにも書いたが、私は既に出発しているツアーに途中から参加する。
参加者たちの朝ごはんの時間に合流する予定らしく、車はキャンプ場へと走る。
街中で見かける車は、ダルエスサラームと同じようにほとんどが日本車。
中でもTOYOTAがダントツだ。
そしてその車は「◯◯幼稚園」や、「◯◯株式会社」などと車体にプリントされたものがかなりある。
どんな経路で日本からはるばるとタンザニアまでやって来たのだろうか…
車は街中を走り、草原地帯へとやってきた。
道路は整備されているが、両サイドには家やどはなく、だだっ広い草原が広がる。
そのまま走り続けると、牛の群れが現れた。
すぐ隣には赤い布をまとった背の高い男性が。
マサイ族だ。
マーサイ族(マーサイぞく、英語: Maasai people、マー語: ilMaasai)は、ケニア南部からタンザニア北部一帯の先住民である。人口は推定20 - 30万人程度と推測されている。一般的には長音符を付けない『マサイ族』と言われる事が多い。(Wikipediaより
民族と聞くと、秘境にいるようなイメージだが、マサイ族は普通に街中にいる。
アルーシャのホステルにいる守衛さんは、マサイ族の男性だった。
彼らは手足が長く、背が高くてスラリとしている。
元々は牧畜などで生計を立てていたけど、今は近代化が進んでいるとか。
マサイ族の村に行くツアーなんかもあるしね。
途中で、マサイ族のリーダー(王?)の家の前を通った。
スタッフによると、リーダーは21人の妻がいるらしい。
マサイ族は一夫多妻制だ。
にしたって21人って…
2時間ほど走り続け、車は参加者たちの朝食会場に到着した。
車から降ろされ、スタッフは帰って行った。
朝食会場に着いたが、何人かのグループがあり、どれに参加していいのかわからない。
朝食会場のスタッフに聞くと、テーブルに案内され席に着いた。
テーブルには5、6人の人たちが既に朝食を食べていた。
隣に座っていた女性は、ポーランド人だった。
どうりでわからない言葉をしゃべっていたはずだ。
彼女は8歳のお嬢さんと参加していた。
他の人たちもポーランド語を話していたのだが、たまたまポーランドの人たちが多く参加しているようだった。
他にダルエスサラームで数学を教えているという、中国人の青年が1人。
みんなフレンドリーで話しやすかったが、特に1番最初に話したポーランド人の女性と、彼女のお嬢さんがとてもフレンドリーだった。
お嬢さんはあまり英語は話せなかったが、いつもニコニコしており、めちゃくちゃ可愛かった。
私のボツワナでのサファリの写真を見せると、身を乗り出して見入っていた。
朝食を終え荷物を積み込み、バンに乗って出発だ。
最初に向かうのは、ンゴロンゴロだ。
ンゴロンゴロはセレンゲティ国立公園に隣接する、自然保護区であり、世界自然遺産でもある。
ここは巨大なカルデラであり、ここに住む野生動物達は、このカルデラから出ることはほとんどないらしい。
とは言ってもンゴロンゴロはかなり巨大なカルデラなので、外に出ることがなくても充分なのかも。
ンゴロンゴロへ向かう途中、ガイドの男性が車を止めた。
指を指す先には、メスライオンがいた。
ちょ、ちょっといきなりwww
不意打ちに現れたため、カメラをリュックから出そうとモタモタしているうちに、ライオンは草むらに消えてしまった。
必死に撮った一枚。
尻尾のみ
ンゴロンゴロへと向かう道では、多くのマサイ族を見かけた。
彼らの家畜である牛に混ざって、シマウマが一緒に草を食べていて、なんだか面白い光景だった。
とにかく広い。
だだっ広い。
そしてンゴロンゴロを見渡せる場所に到着した。
す、すごい
広!!!!
言葉のボキャブラリーが少ないので表現が乏しいのだが、本当に広いのだ。
天気も良く、目を凝らすと下の方には黒い点々が。
望遠レンズで覗くと、ヌーの群れだった。
しかもとんでもない数だ。
ついにライオンキングの世界に来てしまった。
車はしばらく走り、ランチ会場へと着いた。
ランチはサンドイッチと骨つきチキンとバナナ。
口の中の水分が取られる…
ランチ会場にもたくさんの動物達が。
鮮やかなベロア生地のような羽を持つ鳥、謎の巨大な鳥、トカゲ…
ンゴロンゴロを抜け、セレンゲティ国立公園へと向かう。
ここも世界自然遺産だ。
アフリカのサファリといえば、タンザニアのセレンゲティ国立公園、ケニアのマサイマラ国立公園が有名だろう。
国はまたぐが、お互い国境の近くにあるため、そこまで大差は無いと思い、セレンゲティ国立公園に行くことにした。
セレンゲティ国立公園はビック5と言われる人気の大型動物が見れるらしい。
ビック5とは、象、ヒョウ、ライオン、バッファロー、サイの5種類になる。
来たからにはやはり見てみたい。
しかし野生動物なので、見れるのは運次第だ。
インパラ、シマウマはめちゃくちゃいる。
道中で中国人の青年が何かを発見。
なんとチーター
何かを狙っているのか、茂みに身を潜めてまっすぐ前を見つめている。
よく見つけたもんである…
ビック5で1番人気なのは、ライオンだろう。
しかしライオンは暑い日中は木陰で涼んでいることが多い。
草むらの陰や、岩場の陰。
とりあえず日中にライオンを探すのは中々難しそうだ。
バンは走り続け、大きな岩場に到着した。
岩場の陰に、何かを発見。
ライオンだwww
暑いせいか、足を投げ出して昼寝をしている。
こう見ると、王者の貫禄はなく、大きい猫にしか見えない。
ライオンはネコ科の動物にしては珍しく、群れを作る動物だ。
ここでは1匹の雄ライオンしか見れなかったが…
しばらく行くと、草むらの陰にオスライオンが!!
ピンボケ…
興奮冷めぬ間も無く、道の真ん中にメスライオンが。
寝てる…
ライオンは狩を日暮れから夜にかけて行うため、日中昼寝をしていることが多い。
暑いさなかに無駄な体力を使わないためだろう。
ライオンに興奮する中、今度は大きな木の下にやってきた。
既に多くの車が停まっている。
太い木の枝の先に、何かが見える。
ヒョウだ
ヒョウは日中は木の上にいることが多く、しかも警戒心が強いため、ビック5の中でも見つけるのが1番難しいそうだ。
まさかこんなにすんなり見ることが出来るとは…
チビヒョウが2匹、そしてお母さんヒョウが1匹の親子らしかった。
望遠レンズで撮影。
暑いらしく、口呼吸をしていた。
バズーカレンズの人もいた。
凄い…
日も暮れてきた。
キャンプ場へと向かう道の途中にも、多くの動物たちが…
こんなに次から次へと動物たちが現れるとは…
次から次へと現れる動物たちに興奮しながら、今夜の宿であるキャンプ場に到着した。
みんなでテントを設営し、そのあとは夕飯だ。
夕飯会場は屋外のため、灯りに誘われて多くの虫がやってくる。
料理に虫がダイブなんて可愛いもんだ。
中国人の青年は虫が嫌いらしく、虫が入った料理に二度と手をつけることはなかった。
夕飯のあと、中国人の青年と、他の参加者と3人でお互いの国の学校教育、働き方の話をした。
中国はエリート思考が強く、子供の頃からたくさん勉強をするそうだ。
人口が多い分、競争も激しいのかな…
夕飯のあと、シャワーを浴びに行くがお湯が出ない。
タンザニアは日中は暑いが、夜はけっこう涼しい。
震えながら高速でシャワーを浴び、寝る準備をする。
キャンプ場とはいえ、後ろは草原だ。
夜は野生動物の鳴き声が多く聞こえた。
ここは彼らの住処であり、我々人間はお邪魔させてもらっている立場だ。
満点の星空を見上げたあと、テントに潜る。
明日は丸一日セレンゲティ国立公園でゲームサファリだ。