宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~、大津波、宮古市、鍬ヶ崎、蛸の浜、浄土ヶ浜、復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。

田老「第一防潮堤」の今(16=完成のつづき)

2014年03月09日 | どうなる田老

(15=完成)よりつづく


 もはや期日も守られず、工事の収拾もつかなくなった

田老第一防潮堤のかさ上げ工事

 

第一防潮堤のブロック隊列を一部範囲で残す事にしたがために、ここにきて無理なコンクリート補修が行われている。海側の面を厚くして、そこにパラペット状のコンクリート塊(かたまり)を乗せようというのである。最後まで常識のないばかな事を続けるようだ。旧第一防潮堤のブロックの役割りや意味も調べもしないで、なお、世論におもねてブロックの一部を残さなければならないという苦しい設計がここにきて中途半端な工事となっている。


 どのような完成形になるのでしょうか? 

おそらく(ブロックを避けるために)完成済みの長いかさ上げパラペットと面(つら)を合わせるのではなく垂直面にがっき(段差)をつけてパラペット状のかさ上げがここだけ海側に出っ張るものと思われる。パラペット状の部分に鉄筋が入るかどうかは不明。格好わるい!(この格好悪さが防潮堤のアキレスの腱になる)。

 

 
写真 7 本体壁面一部(海側)を厚くしている


2014.2.11

 壁とパラペットの一体型と言えば聞こえはいいが壁は鉄筋で張り付けたとして頂上は支えのない塊が突き出ただけの置物である。しかし、この工事全体の真の犯罪性から見ると、たとえこの一体型のコンクリート頭部が壊れても、この工事範囲には(ブロックを残すために)防潮堤本体に破壊のメスが入っていないから比較的に崩壊はない。



写真 8 本体壁面一部(海側)を厚くしている
 



ブログ<被災地ガイド岩手県宮古市田老地区を案内する男の想い日記>
防潮堤工事の進捗状況(2014.3.3)より
※錯覚のように見えるが手前両脇に旧ブロックが立っている。上からの撮影 


 

☆ 

 

訂正

(14=その後)よりつづく

下写真の X形に組み込まれた細い鉄筋について、さきに補強のための追加鉄筋と書いたが、型枠の造作板を支える鉄棒ではないかの指摘を受けた。2月11日に足を運んでそのようであったのでここに訂正する。なお、この鉄棒自体がそのまま埋め込まれてパラペットの鉄筋の一部になるのかどうかは不明。


 

(14=その後)写真6-2


海側の型枠板を支える横棒


2014.2.11




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3 コメント

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音部地区の堤防見直し (海猫屋)
2014-03-10 07:29:37
昨日か一昨日かの新聞で、岩手・宮城で、行政主導で決めた高さを住民の要望で見直す地区が出てきたという記事をみました。

その例として、宮古の音部地区も挙げられていました。「堤防を高くするのでなく、高地移転」ということのようでした。

宮古の他の地区ではこういう動きはあるのでしょうか?
これからですね (コーケやん)
2014-03-10 21:11:31
音部地区の事は調べてみたいです。「ここより下に家を建てるな」の碑のある重茂地区の事ですから、堤防や防潮堤の高さ(海の事)は自分たちで決めるのは当然と言えば当然だと思います。
面倒なのは宮古湾。前にあなたのブログにも書いてありましたが国交省や農水省のバカ官僚指針「一湾一律高さ」=10.4mをバカ覚えでやっている岩手県や宮古市の思考停止の事です。(手をかした学者達はこの事からもう手をひいています。逃げている)。気仙沼湾などではこの呪縛から逃れつつあるようですが…
宮古の他の地区の事はわたしにも分かりませんが宮古湾内のそれぞれの地区では、鍬ヶ崎の「防潮堤不要論」など地区地区でくすぶっているようです。湾奥地区など今段階ですでに悲惨だと思いますよ。くすぶりがどこかで表沙汰になればよいと思いますがくすぶり終わるのかもしれません。

http://blog.goo.ne.jp/traum2011/e/29af54e27c61b16accf868379f1a4da4

311追悼 (こころ)
2014-03-11 13:04:18
改めて、犠牲となられた多くの方々の御冥福をお祈り申し上げます。

あの日がなければ防潮堤問題もなかった訳ですよね。

昨日の国会予算委で、政府は防潮堤の高さ等を見直しや、検討すると言ってました。
取り合えずは、そういう見直しは至極当然当たり前の今更です。
3年も経過して今頃か!とは憤りですが。

高ければ高いほどいいなんて、全く安易で本気で考えてない事がよくわかります。
オリンピックを見据えて、天秤に掛けて考えてる事も。(かっこつけ)

三陸の基幹産業でる漁業を完全復活させる事が地域が潤う事であるなら、現場に携わる人間に、早い時期に耳を傾けるべきでしたね。
既得権益側の専門家さんは御免被りたいです。逆にややこしく足枷。


blog主さんが調べて根拠を出し、声を出し続けたことも防波堤の高さ見直しに対して、貢献した事は大です。

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