ゴルゴンゾーラとフキノトウのリゾット。ちょっとした苦みがあってワインはなかなか難しい。 さわやかな白だと苦みに負けるしゴルゴンゾーラと思って赤を持ってくると苦みが増したりフキノトウの香りが飛んでしまったり。
昨日、私が選んだワインはオーストリアのオレンジワイン。
白、赤?迷った時の自然派の一本。 一口飲んで初めて飲む味ですとお客様の反応はイマイチ。始めてとか変わったとか、そういう言葉はこのワインは好きではないという事だと思う。
ところがリゾットを一口行った後のオレンジワインは奇跡だったそう。相性がとても良いとおほめの言葉。
ソムリエの醍醐味を味わった瞬間。美味しいワインは今の時代たくさんある。でも食事の美味しさを際立たせるのがソムリエの基本の仕事。
これが日々の探求心につながると思う。
蛍烏賊。ゆでればさわやかな白。 生の沖漬けにはミディアムボディの赤。
ワインは面白い。
今日は赤坂でオリヴィエエートというイタリアのへそ(中部)のワインを探求してくる予定。オリヴィエ―トがイタリアワインの主軸になりうるのか?楽しみです。
昨日の賄い:野菜オムレツ、サラダ