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自由が丘駅前のイタリアン、マダムのひとりごと

贅沢なボルドーワイン会

2012年11月22日 | マダムのひとりごと
ワイン会の前にお知らせでございます。

11月26日(月)はお休みをいただき、27日(火)に営業いたします。イレギュラーなお休みとなりますが、よろしくお願いいたします。


さて贅沢なボルドーワイン会いたしました↓

お店に資料を忘れてきたので記憶頼りで。。

1.03 Leoville-Las Cases(レオヴィルラズカーズ、サンジュリアン村)
2.00 Montrose (モンローズ、サンテステフ村)
3.96 Palmer (パルメ、マルゴー村)
4.82 Pontet Canet「ポンテ・カネ、ポーイヤック村)
5.75 Figeac (フィジャック、サンテミリオン)

ヴィンテージにばらつきがあったので、アペラシオンの個性をきくという訳には行きませんでしたが、大変勉強になりました。

1のレオヴィルラズカーズはやっぱり若くしても美味しいですね。コメントにはバランス抜群と書きました。果実味はブラックカラントやカシスといったような
ボルドーらしい果実味というよりはもっとベリー系のシラーっぽい感じ。若いときにはこれが特徴なのかも知れませんね。2003年の猛暑ゆえに甘いという印象もあったのかな?とにかくバランスが最高で、先生は今日一番とおっしゃってました。

2.モンローズ。サンテステフ村は粘土質で熟成をさせると血のような味わいがあります。モンローズもしかりですが、昨日のワインはまだ若く、小難しい印象。先生がモンローズは難しい。。。とおっしゃってましたがその意味が分かりました。酸味が多いというのはモンローズを飲みなれている方からのコメント。ポテンシャルはかなり高いと感じましたのであと30年後にもう一度お会いしたい(^^)

3.パルメ。このワインは大好きで数回飲んでますが、70年代が今非常に美味しい。先生曰はくシャトー・マルゴーより昔はパルメの評価のほうが高かったということです。マルゴーと比べるとパルメは優しく、ふくよかな女性を感じさせ、いつも包み込まれるような優しい印象を持っていたのですが、先生曰はく、パルメの特徴は線が細く、そのエレガントさにあるということ。昨日の96、GRT VINTAGEに関していただいた印象は決してふくよかというものではなく、先生のおっしゃる通り、大変線が細く、エレガントでグラッシーな印象でした。パルメに関して印象が変わり、勉強になったと思います。

4.ポンテカネ。やっぱりこのワインって人気ないんだな~って思いましたが、昨日のそれは美味しかったですよ。82年とという超が付くほどの良年です。程よく熟成が進み、和風の味わい。お出しや醤油のニュアンスがあり、私はパルメの次に好きでしたが、若いポンテカネにはみなさんあまり魅力を感じないというご意見がちらほら。

5.フィジャック。上品なワインの代名詞。昨日はこれまた贅沢に超が付く良年、75年。古酒ゆえに埃くささはあったものの、状態は良しとするべき。。。。と先生はおっしゃってましたが、私はダメでした。たしかにワイン自体は古酒の粋に入り、大変甘いのですが、後味がどうしてもNG。

75年のフィジャック、そんなに高くなさそうなので、もう一本買っていただいてみようかな?

印象、感想としましては、ラズカズは若くとも美味しい。パルメはふくよかというよりも線が細くエレガントと先生のコメントで再認識。モンローズやコス、サンテステフ村はやっぱり熟成させないとバランス的に難しい。一度も当たらないカロンセギュールもそうなんだろうな。
ポンテカネはできれば良年を。フィジャックは75年を買ってもう一度飲もうというところです。

それにしても昼間からボルドー並べてなんて贅沢。。。。あ~だこ~だ言いましたが、すべて美味しいワインでした~。





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