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自由が丘駅前のイタリアン、マダムのひとりごと

マダムの休日

2013年02月20日 | マダムのひとりごと
先日うちのお雛様の写真をご覧いただきました。。。とさっそく高校の後輩が最近飼い始めた犬の初節句用にそれを買ってくれたようです。なんだか私もその愛らしい犬の節句が楽しみになってきました。当日、彼女が作るご馳走とそれを喜ぶであろう相方の笑顔にも興味津々。いや~なんかいいですね。

さてさて昨日は仕事を早々に終わらせ、試飲会に行って参りました。火曜日の定休日ということもありゆ~っくり飲むぞとは思っておりましたが、なんと140種類。全呑みして雪の中で凍死したくないので、頂きたいものだけを自分の基準で一人呑み。発見がいくつか。忘れないように書いておこうと思います。

1.コートドニュイの若いものよりボーヌ系のほうが今は飲みやすい(サビニーとかボーヌの1ERは2010年でも飲みやすい。一方ロマネコンティやシャンベルタンを排出するニュイ側はまだまだ固くてまだまだの印象。さすがに力強い)

2.Volnay(ボルネイ)ではモンティーユのつくりが好きだと発見。モンティーユというとモンドヴィーノという映画に出演されてましたね。パパの作るワインは色っぽいと御嬢さんが絶賛していたあれです。うん、たしかにクラッシックで酸味が綺麗で強くって色っぽい。雑味のなさが好みでした。2007年の1erでまだ固かったけど。

3・ジャック・フレデリック・ミュニエのモノポール、2007&2008美味しかった。ニュイサンジョルジュ村、果実味もたっぷりでお買い得感があります。

4.ローヌを代表する作り手ギガル。最近ローヌは値上がりが凄くってご縁がありませんけど、ギガルのサンジョセフ、ジゴンダス、シャトーヌフ・デュ・パプ。このあたりが一列にならんでいたので、シラーとグルナッシュの違いを改めて確認。グルナッシュ主体のヌフドゥパプは優しいぽっちゃりとした女性、一方ジゴンダスはカジュアルなレザーを格好よく着こなした男性。

5.そした数々のフェーヴレー。贅沢にご馳走様でした。昨日はオーナーさんかな?いらしていましたね。

6.日本人の女性醸造家、栗山朋子さんのワインを頂戴しました。彼女はドイツラインガウのアルテンキルヒ醸造所の責任者だった方。彼女がタッグを組んだのがエティエンヌ・ソゼとシモンビーズで働くギョーム・ボット氏。彼らの醸造所はサヴィニーにございます。今は葡萄果汁の段階からワインを仕上げてます。なかなかの好評価をもらっているようです。昨日はビーズのブルゴーニュ・ブランと彼女のブルゴーニュブランを飲み比べ、正直う~んと思いましたが、老舗ビーズと彼女のワインを比較するのもずるいし、嗜好品ですのでね。

色々勉強した後は有田焼きの御湯呑をゲット。お客様の昇進祝いという嬉しいお買いもの。
その肌は薄く、作家さんものなので、一点もの。格が上の方にのみ献上する油滴天目もあったのですが、私は中が白いものを選びました。その方がお茶や日本酒の色が生えるかな~なんて。外側はさわやかなブルー。ストレスフルな毎日にほっと一息と思っていただければ幸いです。

そうそう、阿部竜太郎著、等伯読み始めました。お茶の話で思い出した。そろそろ利休さんが出てくるかな?



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