思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

大山崎山荘美術館

2007年07月22日 | Weblog
我が家から車で約1時間、京都山崎の高台に静かなたたずまいで建っている。
古い洋風建築に隣接する新館は安藤忠雄の設計による半地下の美術館、景観を損なわないための配慮らしい。

モネの睡蓮の絵が3枚飾ってある。
庭の池にも睡蓮が浮かんでいた。

駐車場がないので町営の駐車場に車を置いて、約10分の坂道を登る。
道沿いの石垣はひんやりと苔むしている。

訪問客はそんなに多くなくて静かな雰囲気である。
久しぶりにゆったりとした時間を妻と過ごした。

夏休み

2007年07月20日 | Weblog
我々老年クループは長期の休みに関心がない。
学生時代は春休み・夏休み。冬休み、会社勤務の頃はゴールデンウィーク・盆休み・正月休みなどがあった。

最近は夏休みなんていわれると迷惑な感じがする。
英会話も公共の機関が主催するものは8月は夏休みでお休みとなります、という。
若い人達は家族の夏休みがあるからそれにあわせた休暇が必要なのだろう。

我々はこの間退屈するだけだ。
人で混雑する場所に旅行することは避けたいし、海外旅行もシーズン料金は2倍に高騰するからバカらしい。

ダンスのレッスンは意外と休まない。
高齢者が多いから世間の夏休みの感覚はないのだろう。
中には孫達が帰省してくるので忙しいと言う人もいるが、我が家は孫なしだ。
2人の子供は家を出て適齢期は過ぎているのに結婚する気はないらしい。
好きにすればいいと思っている。

そういえばわが劇団にも独身者が多い。
40歳前後の独身女性が3人、50歳前後の独身男性がひとり。
一方子連れで参加している30代の既婚女性も2人いる。

1人でいるほうが気楽と考えているのか、やむをえない事情で独身なのか、理由はそれぞれのようだ。

我々が若い頃は結婚はするものと考えていた。
一生独身で、と言う考えは持たなかった。
少子化のスピードは予想以上に速まるかもしれない。
産む子供の人数も減っているし。
日本はかつて経験しなかった異常な年齢構成の時代に入ってきた。
文化も様変わりするかもしれない。

休講だって?

2007年07月17日 | Weblog
アクテイブシニア講座が休講になった。
理由は朝7時の天気予報で「警戒警報」が発令されていた場合は自動的に休講になることがあらかじめ決まっていたことによる。

私達(私と妻)は、7時の天気予報なんか見もしてないから普通どおりに電車を乗り継いで約1時間の道のりをたどり着いた。
そしたら同じ道を帰ってくる仲間がいる。
「今日は休講ですって、警戒警報があったから」

全く迷惑な「警戒警報」だ。
天気は良いし風も穏やか、何の警報なのか見当もつかない。

2時間の遠方から弁当まで作ってきたと言う人達もいた。

帰ってから天気予報を見ても、既に「警戒警報」なんか影も形もない。
早い時期に解除されていたのだろう。

帰りの駅で女房は「買い物」と「ヒトカラ」へと言うことで別れた。
カラオケボックスは学校が休校になったらしく学生で混雑していたと言う。
しかし、学校を休校にするような天候ではない。
なんかおかしい。

私達の講座も殆どの人は「休講」などとは夢にも思わずせっせと通ってきた。
中には切れて「やってくれ」と折衝に及んだ人もいたらしいが、既に結論を出したことは翻らない。
「朝7時の天気予報をご覧になりましたか、警報が出ている場合は自動的に休講と申し上げましたでしょう」
と言うことだ。
誤った「警報」を7時の時点で出した気象庁を恨むしかない。

担当の府の小役人にあたっても仕方がない。
そんな訳でムシの居所が悪い。

台風とカラオケ

2007年07月14日 | Weblog
明日カラオケの発表会がある。
但し台風4号と言う大きな台風が近畿地方に近づいている、明日朝がピークになりそうだ。
そして午前11時前後が私たちの出番だ。
つまり私と女房。

続きのエントリーナンバーで出演する。
2分間2コーラス歌うだけで6000円。
会場が市のホールなので目下は使用料が無料らしいのでエントリー料も安い。
普通は1万円だ。

台風が南の方向に逸れてくれることを祈ろう。

口癖

2007年07月14日 | Weblog
人にはいろんな口癖がある。

「わたしが何年人間やってると思ってんのよ」
「おかしな人やねえ」

これは女房がよく私に向かって放つ言葉と言うか口癖である。
これで我が家の主は誰であるか大体想像がつく。

三味線のバチ

2007年07月13日 | Weblog
今日は英会話の7月のレッスンが終了し8月は休みになる。
そんなことでレツスン終了後に「お食事会」があった。
某ホテルの1000円のバイキング昼食だ。
女性ばかりの中に私一人おとこが混じる。

珍しくも、お琴と三味線の先生が2人もいた、ひとりは60代、ひとりは40代。
何故か三味線の撥の話になった。

なんと象牙の撥は100万もするそうだ。
「やはり音が違います」という。
でも、私も使ってます、とは言わなかったようだ。彼女が持っているわけではなさそうだ。
ふと、たかが三味線に、と思ってしまう。
日本の芸事は何かと高くつくみたいだ。

ストラディバリウスなんてのもあるな。
楽器の値段は分らん。

市からの依頼

2007年07月11日 | Weblog
わが劇団に当市から8月6日の夕刻、某公園での市が主催する野外朗読会を演じて欲しいと言う依頼があったという。
戦争体験を70代80代の体験語りをするらしい。

今月末の本講演後、殆ど練習時間がないが受けることになった。
劇団をアピールする良い機会と考えようとのことである。


面白い教授

2007年07月10日 | Weblog
今日の講座は社会福祉が専門の某教授。

 私の成年月日は昭和35年5月17日です。
 と言うことは、私の年齢は分りますね、と面白い。多分67歳だろう。

 近頃の学生には冗談も通じない、と言う。
  1円を笑うものは…100円で大笑い、となる。
  馬の耳に…ピアス、となる。
 
話で印象に残ったのは「ハリネズミのジレンマ」と言う言葉。
ハリネズミは寒いときには寄り添いたいが、近づきすぎると互いの針が刺さってしまうから一定の距離を置く。
つまり仲間作りの要、距離のある親密さが大切なのだそうだ。

現在65歳以上の高齢者が年間6300人自殺している。
老後の敵のひとつが孤独(孤立)であると言う。
長生きするためにはお話し相手を作らないといけない。

老人の敵のひとつに認知症と言う病がある。
一昔前はボケとか痴呆といっていた。
おばあさん2人が話していたそうです。
デブと痩せでは、どちらが認知症になりやすいか、痩せの人のほうが多いよ、と。
デブは認知症になる前に死んでしまうからだそうです。
これは本当かどうか分らない…ジョークかもしれない。

インドのカースト制

2007年07月09日 | Weblog
インドには古来からのカーストという身分制度がある。
ガンジーなどの努力により現在の法律では身分制度は撤廃されている。
しかし、ガイドの説明によるとカースト制度は厳然と生きていると言うことだった。
ちなみに彼は最上級の身分である「バラモン」に属している。
バラモンは「僧侶」階級だ、実際に彼は僧侶だと言う。
彼の説明によると「坊主丸儲け」の日本と違ってインドでは全く儲かりませんと言っていた。

インド人はお墓を持たない。
火葬にした後はガンジス川に流すと言う。
それは魂を失った肉体には何の価値もないと言うヒンズー教が影響しているらしい。

更に名前を聞くだけでその人がどの階級に即するのかは一目瞭然だと言う。
現在は大きく4つの階級があるが、更に細かい階級もあると言う。

そして違う階級の人と結婚することは「あり得ないこと」なのだそうだ。

離婚率、自殺率が世界で最も低い、と言っていた。
それが何を意味しているのかはよくわからない。

人口1000万人の大都会デリーの街路で、炎天下死んだように寝ている母子3人を車窓から見た。
泥と誇りにまみれて炎天下死んだように日中眠っている。
幼児は半分裸で、チンチンをポロンと出して眠っている。
通り過ぎる人達には見慣れた光景なのか、誰一人関心を払う様子もない。

街の建物もビルも建っているが、全体としてはバラックのような建物・100年以上経っていて崩れそうな石造りの建物などが雑然と並んでいる。

戦後間もない日本の風景に似ている。
人口8億何千万人のインドは前途多難な感じがする。

世界最先端をいくIT産業の超モダンな工場なんかは話には聞いているが、そんなものは目にすることはなかった。

ストリートチルドレンはたくさん見たが。
多分とてつもない貧富の差があるのだろう。
裕福そうなインド人観光客もたくさん見た。

女性は殆どの人がサリーを着ている。
それも格差が激しい、ぼろきれのようなサリーを纏っている人と、煌びやかに刺繍の入った高価そうなサリーを着ている人が混在している。

通しの練習

2007年07月08日 | Weblog
今日は演劇練習、9時半集合から午後4時まで。
私は年齢不詳のカラオケ教師、派手な服装で少し「なよっとした」女言葉で話すことになっている。
頭頂部の禿を隠すためにかつらをかぶる、女房が持っていた20年ほど前のものだ。
しまらない顔になるので濃いサングラスをかける。
時々ははずして素顔を晒せと注意されたが、嫌だなあ。

女性陣は場面転換の都度、頻繁に服装を変える。
4回ほど変えることになる、違う場面で同じ服装でいることにが嫌なのだろう。

見ちゃった。
私を尊敬している美人のピアノ教師が幕間で着替えているところを。
「いけねっ」と思ったが、彼女も私が見ちゃったことを知っているのに平気で着替えを続けている。
と言ってもブラジャー姿を見ちゃっただけのこと。

思い出すとまだ少しドキドキする。
何か起こるかな、そりゃないな。